彼からLINEの返事が来ない!私のことが嫌いになったのかも?!
彼に依存してばかりではいけないと思うんだけど抜け出せない…。
恋人と連絡を取り続けていないと不安になってしまう。
恋人さえいてくれればいいと考えてしまう。
そんな恋愛依存症に悩んでいるHSPさんは、少なくありません。
そこで今回は、元恋愛依存症の私が教える!HSPが恋愛依存症を克服する方法をご紹介します。
- 恋人に執着してしまう
- 恋人から「重い」「めんどくさい」と言われてしまう
- 恋愛依存症かもしれないと感じている
- 恋愛に固執しないで生きていけるようになりたい
タイトルに「元恋愛依存症の私が教える!」とあるように、私も20年以上恋愛依存症に悩んできました。
恋人が自分の思い通りにならないことに感情的になったり、相手の気持ちを疑ってしまったり。
恋人を傷つけるだけでなく、自分自身も深く傷ついてしましました。
ですが、それも過去のお話。
今では無事に恋愛依存症を脱却することができたと感じています。
20年以上もの間恋愛に依存してきた私がどうして恋愛依存症を克服できたのか、ご紹介していきます。
好きな人と一緒にいるのにずっと苦しい気持ちでした。同じような苦しみの中にいる方の救いになったら嬉しいです。
HSPと恋愛依存症
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
自分がHSPかもしれないと感じる方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。
そんなHSPは恋愛依存症に陥りやすいと考えられます。
みなさんにもこのような経験はありませんか?
- 恋人との連絡が途絶えるだけで情緒不安定になる
- 彼さえいてくれればなにもいらないと考えてしまう
- 相手が自分の思い通りにならないと感情的になる
- 相手にすがってしまう
- ずっと恋愛のことを考えている
- この人には私がいないとだめだと思ってしまう
ちなみに、これらは全部過去の私のこと。
自他ともに認める典型的な恋愛依存症でした。
HSPが恋愛依存になりやすい理由
では、HSPさんはどうして恋愛依存症になりやすいのでしょうか?
- 愛着障害
- 自己肯定感の低さ
- 不安
の3つをご紹介します。
愛着障害
みなさんは、人間がどのように「愛情」を学ぶか知っていますか?
実は人が初めて知る愛情こそが、母親をはじめとした養育者への愛着です。
愛着
幼児期に母親をはじめとした養育者との間で形成される心理的な結びつきのこと。
乳幼児は生後3か月あたりまでは誰にでも微笑んだり、見つめたりという行為をします。
しかし、生後3か月を過ぎたあたりから
- オムツを変えてくれる
- スキンシップを取ってくれる
- お腹を満たしてくれる
といった自分の要求を叶えてくれる特定の養育者を認識できるようになります。
これが愛情感情の形成です。
愛情感情の形成があったのち、乳幼児は世話をしてくれる養育者に対して愛着を深めていきます。
そして、のちに養育者を安全基地として自分の心の拠り所にするようになるのです。
養育者を心の拠り所にすることで、
- 自分の感情を伝える力
- 人と関わる喜び
- 自分は受け入れられる存在だということ
- 安全な居場所
- ストレス耐性
- 好奇心や積極性
などを身につけることができます。
人はこれらの養育者との間で身につけた能力によって、他者との人間関係の構築ができるようになっていくのです。
ですが、なんらかの原因で親との愛着関係を形成できなかった場合、上記のような能力を身につける機会を失ってしまいます。
それが、愛着障害です。
HSPは繊細で傷つきやすく、親のちょっとした言動を深く考えすぎてしまうことがあります。
また、親側もそんなHSP(HSC)のことを育てにくい子どもと感じることも。
そんな理由から、HSPには愛着障害が起きやすいのです。
HSPが恋愛依存の状態となってしまうのも、愛着障害が原因となっていることがあります。
幼少期に適切な愛着関係を形成することができなかったばかりに、大人になってからも他人とバランスよく付き合うことができなくなってしまうのです。
自己肯定感の低さ
外向的な人が素晴らしいとされる世の中。
内向的な人は自信をそがれるような経験をいくつもしてきています。
よって、HSPには自己肯定感が著しく低いという特徴があります。
そんな自己肯定感の低さから、
「こんな自分を認めてくれる人がいるなんて…!」
「私のことをわかってくれる人は、この人しかいない!」
というような依存的な思考になってしまうことが考えられます。
自信がないからこそ、自分のことを好きになってくれる人はこの先現れないんじゃないかとか考えてしまうんだよね…
不安
HSPさんは物事を深く考え、不安を感じやすい。
不安も恋愛依存症に陥る原因となります。
例えば、私の場合は一人で生きていけないという不安から恋愛に固執していたように感じます。
私の恋愛依存症がひどかったのは、とくに学生時代。
当時、人間関係が原因でアルバイトを続けられないと悩んでいた私。
自分のことを社会不適合者だと感じていましたし、社会人になってからも仕事を続けることは難しいと思っていました。
ですが、私には奨学金の返済があります。
しかも実家ともあまり仲が良くなく、頼ることができない状況。
精神的な意味でも経済的な理由でも、パートナーに頼らないと困窮してしまうことが予想できていたのです。
そのため、当時お付き合いしていた彼にどっぷり依存。
明らかにタイプが違うにもかかわらず、一人にしないでほしいとばかりにすがり続けていました。
物事をよく考えるからこそ、不安を感じやすいHSPさん。
経済的な不安や精神的な不安も、恋愛依存症へ繋がっていく原因となります。
HSPが恋愛依存から抜け出す方法
では、HSPが恋愛依存から抜け出すにはどうしたらよいのでしょうか?
私の経験から、
- 自分の欠点と向き合う
- 一人でも生きていける術を身につける
- 安心できる状況を手に入れる
の3つを紹介します。
自分の欠点にとことん向き合う
もうこんな思い二度としたくない!恋愛に依存するのはやめる!
私もかつて何度も同じように思ってきました。
ですが、簡単にやめられたら依存状態になんてなっていません。
本当に恋愛依存症から抜け出したいのであれば、自分の欠点と向き合うことが大切です。
感情的になるとつい突っ走ってしまいがちですが、冷静になってから
「あれはやりすぎた…」
「あんなことしなきゃよかった」
と反省することも多いかと思います。
そんなときは自分を責めるのではなく、どうしてそんな行動をとってしまったのか考えてみましょう。
他にも、
- どうして恋愛に固執してしまうのか
- 自分の親との関係性はどのようなものだったか
- 相手にどうしてほしいのか
- 感情的になってしまう理由
をとことん考えてみることが大切です。
恋愛依存に陥っている方は、自分が本当はどうしたいのかもわかっていないことが多いです。
自分としっかり向き合うことで、恋愛に依存してしまう根本の原因を見つけることができるでしょう。
ただ恋愛に固執するのはやめようと思ってもやめられません。自分が恋愛にこだわってしまう理由をしっかり振り返って、その上でできる対策を考えていきましょう!
1人でも生きていける術を身につける
HSPさんが恋愛依存症に陥る原因として、不安が挙げられるとご紹介しました。
一人きりで生きていけないという不安から恋愛に固執してしまう。
なのであれば、1人でも生きていける術を身につけてしまえばよいのです。
- 家事能力
- 仕事(収入)
- 自動車免許
- 資格
これらを手に入れることで、恋人に頼らなくても1人でも生きていくことが可能になります。
恋愛依存症がひどかった学生時代、私は自分は一人では生きていけないと感じていました。
そのため、恋人に異常なほど執着してしまいました。
ですが、社会人になって実家を出てからは自然と一人で生きていくための術を身につけることができ、
私、全然男の人に頼らなくたって生きていけるじゃん
と安心することができました。
会社に所属することで、ある程度将来の見通しを立てることができたのも大きかったと感じます。
恋人がいないと生きていけないというのはロマンチックではあります。
ですが、一人でも生きていける二人が一緒にいるからこそ意味があるのではないでしょうか。
恋愛依存症に悩んでいる方には、まず社会的な自立や経済的な自立を目指すことをおすすめします。
安心できる状況を手に入れる
次に恋愛依存症に悩んでいる方におすすめしたいのが、安心できる状況を手に入れること。
例えば、恋人が何をしているのは気になってしまう人は、いっそのこと恋人と同棲を始めてしまうのも手。
一緒に暮らすことで、
「本当に浮気してないじゃん」
「私と連絡取れない間もずっとゲームしてただけだったんだ」
ということがわかります。
恋人が目の前で何をしているかわかるので、不安材料がなくなります。
そんな風に安心できる状況をつくることで、恋愛依存症の状態から抜け出すことができます。
まさに私もこれ!一緒に住んでみたらびっくりするほど彼が心配いらなくて安心しました。
僕も無駄に疑われることがなくなって、ストレスを感じなくなったよ!
HSPが幸せな恋愛をするには
最後に、恋愛依存症に悩みやすいHSPさんが幸せな恋愛をするには、どうしたら良いのか確認しておきましょう。
HSPさんが幸せな恋愛をするのに必要なことは、
- 自分をよく知ること
- 自分にあった人と付き合うこと
- 自分にあった付き合い方をすること
の3つです。
恋愛依存症から抜け出す方法でもご紹介したように、HSPさんにとって自分自身を知ることはとても重要。
まずはかっこつけずに、ありのままの自分と向き合いましょう。
次に、そんなありのままの自分にぴったりな相手と恋愛をしましょう。
HSPさんは自分にあった恋人と付き合うことで、自分の生きづらさと向き合うことができます。
HSPと相性が良い人は、HSPが恋愛で相性のいい人はどんな人?【自分らしい恋愛をしよう】の記事で紹介しています。
また、出会いがないと悩んでいる方にはマッチングアプリの活用もおすすめです。
私がHSPさんにおすすめしているのが、Cielというマッチングアプリ。
安全性が高く、初めてのマッチングアプリにおすすめなCielについては、【初心者も安心】安全対策万全のマッチングアプリCielはHSPにおすすめ!にて紹介しています。
Cielの他にもHSPにおすすめなアプリはあります。
HSPにおすすめのアプリ4つとアプリを利用する上での注意事項については、HSPにおすすめマッチングアプリ徹底比較!傷つかずにマッチングを成功させるポイント☆でもご紹介しています。
最後に自分にあった付き合い方をすること。
たまに会うのがちょうどよい人もいれば、毎日一緒にいた方が不安にならなくて良いという人もいます。
自分にあった付き合い方をしていきましょう。
元恋愛依存症の私が教える!HSPが恋愛依存症を克服する方法:まとめ
恋愛依存症に悩んでいるHSPさんに向けて、HSPの私が恋愛依存症を克服した方法をご紹介してまいりました。
HSPが恋愛依存になりやすいのには、
- 愛着障害
- 自己肯定感の低さ
- 不安
が関係していました。
それに対して、HSPが恋愛依存症を克服するためにできることは、
- 自分の欠点と向き合う
- 一人でも生きていける術を身につける
- 安心できる状況を手に入れる
でした。
恋愛依存症は、決して楽しいものではありません。
私も当時は苦しくて苦しくて仕方がありませんでした。
自分の異常さにも気が付いていて、きっとこのまま幸せな恋愛はできないと感じたこともありました…。
ですが、今私は恋愛依存症を克服して毎日楽しい生活を送っています。
以前のように、嫉妬に怒り狂ったりすることもありません。
恋愛依存症は、意外なことで克服できてしまうもの。
現在苦しんでいる方も諦めないでほしいと思います。
また、変わりたい気持ちはあるけれど自分だけの力では難しいと感じる方は、カウンセリングをうけてみることをおすすめします。
クリニックでカウンセリングを受けるのは勇気がいりますが、オンラインカウンセリングであれば少しハードルが下がります。
オンラインカウンセリングには他にも、
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この記事を読んでくださった方が、一人でも幸せな恋愛をできるように祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。