【HSPとトラウマ】HSPが幼少期のトラウマと向き合い、いまを生きるには

HSPと向き合う

 

わたしの生きづらさは一体どこから来るんだろう?

 

自分がこんな風に悩む原因はわかっているんだけど、過去のトラウマから抜け出すにはどうしたらいいかわからない…。

 

さまざまな生きづらさを抱えているHSPさん。

その生きずらさは生まれ持った気質の影響もありますが、トラウマが原因となっていることも少なくありません。

HSPさんが心から生きづらさを克服するには、過去のトラウマと向き合うことは避けられないでしょう。

 

そこで今回は、HSPとトラウマがテーマ。

HSPがつらい幼少期と向き合い、いまを生きるにはどうしたら良いのかお話していきます。

 

こんな人におすすめ
  • 過去のトラウマに悩んでいる
  • 自分の生きづらさは過去と関係があるのではないかと感じている
  • トラウマとの向き合い方が知りたい
  • 心をラクにするために、正しく過去と向き合いたい

 

この記事を書いたのは、みみこと彼氏 ・付き合い歴5年半のHSS型HSP×HSPの繊細カップル ・アラサーの事務系OL ・繊細さん同士で同棲中 その境遇から、HSPが笑顔で自分らしく生きるための情報を発信してます!

 

私自身も、過去にいくつもトラウマを抱えています。

  • 父がキレやすく家で暴れることがあった
  • 母からの暴言・八つ当たり
  • 家族からの「死ね」「生まなければよかった」発言
  • スクールカースト
  • いじめ
  • 自分を犠牲にしてすがっても恋人に愛されなかったこと

他人から見たら大したことではないと思えるかもしれませんが、私にとっては大きな出来事。

そのトラウマが原因で今でも人付き合いがうまくできなかったり、思考がゆがんでいると感じることがあります。

 

ですが、今回ご紹介する5つのことを実践するようになってから、少しずつですが回復に向かっているように感じます。

 

トラウマは、パッと簡単に克服できるものではありません。

長い時間をかけて、少しずつ少しずつ歩み続けるしかありません。

 

私と一緒につらい過去と向き合ってみませんか?

苦しく感じることもあるかもしれませんが、自分を変えることができると信じて歩き出しましょう。

 

みみこ
みみこ

無理せず、ゆっくりのんびりやっていきましょう!

 

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HSPとは

  

HSPとは、生まれもって刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。

 

HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと

 

特徴としては、

  • 物事を深く考えたり、深く味わう
  • 刺激に対して敏感
  • 共感力が高く、人の気持ちを察する
  • 変化に気が付きやすい

などが挙げられます。

 

自分はHSPかもしれないと感じる方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。

 

 

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HSPとトラウマの関係

 

そんなHSPはトラウマを抱きやすいと言われています。

なぜなら繊細な気質で物事を受け止めてしまい深く考えることで不安や苦しみを増幅させてしまうから。

そのため、大きな出来事で抱えるトラウマはもちろんのこと、繰り返される些細な出来事の蓄積がトラウマとなることも多いのだそう。

 

例えば、

  • 他人のちょっとした発言を深く考えてしまい、自分は愛されるべき存在ではないと思い込んでしまう
  • 家族の機嫌を窺ってばかりいた経験から、他人の顔色ばかり気にするようになる

などなど。

 

決定的な大きな出来事があったわけではないため、このような蓄積によるトラウマは本人が気が付かないことも多いです。

自覚がないままゆがんだ考え方を抱え、生きづらさを持ち続けてしまいます。

 

彼氏
彼氏

自覚のないまま、悩み続けるのはつらいことだな…。

 

 

また、幼少期に抱えたトラウマは脳の発達を妨げることがあります。

十勝むつみのクリニック院長で精神科医の長沼睦雄先生は『敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法』の中で、以下のようなお話をしています。

 

発達性トラウマでは、子どもの頃からのトラウマ体験が、脳の正常な発達を妨げます。特定の時期に発達すべき特定の神経回路の発達がトラウマにより阻害されるのです。特定の神経回路に生来的な弱さがあれば、その発達にも影響を与えます。

脳は可塑性という代償機能があるために、ダメージが一時的な場合は回復可能ですが、慢性的な場合は神経の発達を遅らせます。

長沼睦雄 『 敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法 』

 

トラウマが精神面だけでなく、脳にも悪影響を及ぼすことがよくわかります。

 

トラウマに悩むHSPができること

 

では、トラウマに悩む私たちには何ができるのでしょうか。

 

  • トラウマを自覚して受け止める
  • 過去に言えなかった気持ちを吐き出す
  • 安心できる場所を手に入れる
  • いまを生きる

の4つをご紹介します。

 

トラウマを自覚して受け止める

 

先ほどもご紹介したように、自分が抱いているトラウマに気が付いていない人も多いです。

まずは、自分のトラウマを自覚して受け止めましょう。

 

そうすることで、自分の生きづらさにぶつかったときに「あのときの経験があとを引いている」と自覚することができます。

わけもわからず自分を責めてしまうことなく、こうだからこう考えてしまっていると思えることで、冷静な判断ができるようになりますよ。

 

みみこ
みみこ

今までは「どうして私はみんなみたいにうまくやれないの?」と自分を責めていたけど、今では「あの経験から私こんな風に考えちゃってるな。違う違う」と冷静に考え方を改められるようになりました。

 

自分のトラウマを見つけるには、過去を振り返って自分の生きづらさと繋がる経験を探すことが必要です。

そうはいっても、何もなしに過去を振り返るのは難しいですよね。

 

そこでおすすめしたいのが、人生曲線(ライフライン)を描くこと。

 

人生曲線(ライフライン)

これまでの人生を振り返って、幸せと不幸せを曲線のグラフにしたもの。

 

これを作成することで、自分のこれまでの人生の浮き沈みを年齢ごとに振り返ることができます。

モチベーショングラフとも呼ばれ、就活における自己分析や少年院の教育の中でも用いられているそうです。

 

ここで、私の人生曲線をご紹介します。

 

 

これを描いている間、いろんなことを思い出しました。

不幸だけでなく幸せも振り返るので、大切な人への感謝の気持ちを思い出すことができます。

 

ここにテンプレートを載せておきますので、みなさんにもぜひ作成してみてほしいです。

 

 

過去に言えなかった気持ちを吐き出す

 

過去のつらい出来事がトラウマとなってしまう原因には、自分の気持ちを抑圧してしまったことが挙げられます。

  • 悲しかったのに悲しいという感情を出すことができなかった
  • 思いっきり泣くことができなかった
  • 助けてほしいと言えなかった
  • 気持ちに踏ん切りをつけられないまま過ごしてしまった

このようなことから、心の奥底にトラウマが残ってしまいます。

 

よく「いつまでも悲しんでいないで前に進んだ方が良い」というアドバイスがあります。

ですが、悲しみやつらいという感情は一度しっかりと受け止める必要があります。

前を向くために歩き出すのは、しっかりと悲しんで感情をむき出しにしたあとにすることなのです。

 

みみこ
みみこ

感情を抑え込まないことがとっても大事。

 

では、当時言えなかった気持ちを吐き出すにはどうしたらよいのでしょう。

 

これにはいろいろな方法があると考えられます。

  • 直接相手に話す
  • 文字に起こす(ノートに書く、ブログに書く、SNSに書く)
  • 他人に話す

よく言われているのは、当時言えなかった相手に直接話すこと。

「当時こんな風につらくて、それを話すことができなかった」と正直に相手に話すことで、気持ちが落ち着くことがあるそうです。

ですが、当事者に話すのはなかなかハードルが高いことだと思います。

 

そこで私が実践しているのは、文字に起こすこと。

ノートに書き殴ったり、ブログで自分の気持ちを吐き出すことで、とても心が落ち着きました。

 

また、過去のつらいことを思い出すたびに、彼にその時の気持ちを話すこともよくしています。

「そうだったんだね」「それはつらかったよね」

そうやって否定せずに私の話を聞いてくれる彼には、とても感謝しています。

 

みみこ
みみこ

彼が受け止めてくれることで、私はもう気持ちを我慢しなくていいんだと思えます。

 

みなさんも自分に合った方法で、過去に吐き出せなかった感情を解放させてみてくださいね。

 

 

安心できる場所を手に入れる

 

特に幼少期のトラウマを抱えている人の多くは、いい子を演じて育ってきたという特徴があります。

 

両親に仲良くしてほしかった。

お母さんに愛されたかった。

自分を見捨てられたくなかった。

幼少期のいろいろな思いがいい子を演じることに繋がっています。

 

親からすれば手のかからない子だった一方で、そんな風に育ってきた方の多くは大人になって自分のあり方に疑問を抱きます。

それが生きづらさとなって現れるのです。

 

トラウマを抱えて大人になった私たちが目指すのは、安心できる場所を見つけること。

いい子を演じなくても、安心してありのままの自分を出せる場所で過ごす。

そうすることで、どこかで忘れてしまった本当の自分が思い出せるようになります。

 

みみこ
みみこ

私も実家を出て、彼と過ごすようになって、だんだんと本当の自分を取り戻せるようになってきたと感じます。

 

彼氏
彼氏

みみこが子どもみたいにはしゃいでいても受け入れています。

 

安心できる場所はどんなところでも良いのですが、私がおすすめしたいのはやはり安心できる恋人を見つけること。

私自身も彼がいてくれなかったら、こんな風に自分と向き合うことができなかったと思います。

つらい思いをするきっかけも人ですが、つらさを乗り越えるのもまた人の力が必要なのです。

 

下記の記事で、HSPと相性が良い人の特徴を紹介しています。

また、相性の良い人を見つけるためにHSPにおすすめのマッチングアプリもご紹介しています。

安心できる恋人を探したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

いまを生きる

 

過去は変えられないから、未来を変えていこうという話をよく聞きます。

ですが、本当に過去は変えられないのでしょうか。

 

実は、過去も変えることができるのです。

 

いや、ドラえもんの世界じゃないんだから!過去は変えられないよ。

 

もちろん、過去にあった出来事は変えることができません。

ですが、過去への考え方は簡単に変えることができてしまうのです。

 

例えば、こんな話があります。

 

とある女性は幼少期にずっと祖父に育てられ、中学生の頃から母親と一緒に暮らし始めました。

彼女は小さい頃にそばにいてくれなかった母親をずっと許すことができずにいました。

育児放棄したのに、大人になってから自分と一緒に暮らしたがる母親の気持ちを理解できなかったのです。

 

ですが、それから10年後。

彼女は、母親が病気で自分と一緒に暮らすことができなかったことを知りました。

彼女の母親は育児を放棄したのではなく、病気を完治してから自分を迎えにきたのでした。

 

彼女の中の母親と暮らさなかった過去は、育児放棄から病気のせいで一緒に暮らせなかったというものに変わりました。

彼女が母親と暮らしてこなかった出来事は変わらないものの、彼女の中の気持ちには大きな変化がありました。

 

このように過去の出来事は変えられなくても、認識を変えることはできます。

 

私たちが見ている世界は、自分の認識というフィルターがかかったもの。

自分がトラウマに感じていたものは勘違いかもしれないし、真実が隠れていたのかもしれません。

 

自分のトラウマを疑えとは言いません。

ただ、いまを一生懸命生きること。

そうすることで未来を変えることができるのと同じように、過去も変えることはできると知ってほしいです。

 

みみこ
みみこ

私は自分が子どもを産むことができる年齢になって初めて、親も完璧じゃなかったことに気が付きました。私が精神的に追い詰められていたのと同じように、当時両親もかなり追い詰められていたことを知って、過去への考え方がだいぶ変わりました。

 

 

【HSPとトラウマ】HSPがつらい過去と向き合い、いまを生きるには

 

トラウマに悩んでいるHSPさんに向けて、HSPがつらい過去と向き合う方法をご紹介してまいりました。

 

過去のトラウマに悩むHSPさんができることは、

  • トラウマを自覚して受け止める
  • 過去に言えなかった気持ちを吐き出す
  • 安心できる場所を手に入れる
  • いまを生きる

の4つでした。

 

最初にご紹介したように、トラウマはパッと簡単に解消できるようなものではありません。

長い時間をかけて少しずつ癒していくことでしか解決はできません。

 

私もまだまだトラウマから解放されたとはいえません。

ですが、安心できる場所で大切に日々を送ることで少しずつ良い方向に向かっていることは感じます。

 

現在、自分の過去やトラウマに悩んでいる方が、前を向き始めるきっかけになれば嬉しいです。

 

ちなみに、この記事は長沼睦雄先生の『敏感すぎて生きづらい人のこころがラクになる方法』の本の影響を強く受けています。

 

 

HSPさんのこころをラクにするステップを紹介するだけでなく、具体的なワークが15個も掲載されています。

本を読むだけでなくワークに取り組みながら自分と向き合いたい人、自分を深く知りたい人におすすめです。

ぜひご覧になってみてくださいね。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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