繊細にも関わらず刺激を求めるという矛盾を抱えたHSS型HSP。
そんなHSS型HSPの悩みの1つが「恋愛」です。
自分をわかってもらえない!
お付き合いが長続きしない…
HSS型HSPの恋愛には、気質による特徴が大きく表れています。
HSS型HSPは、自分の気質をよく理解し見つめなおすことで幸せな恋愛ができますよ。
本記事では、HSSカップルの私がHSS型HSPが自分の気質を理解し幸せな恋愛をする方法をご紹介していきます。
- HSS型HSPで恋愛がうまくいかないと悩んでいる
- HSS型HSPと相性の良い人を知りたい方
- お付き合いが長続きしない方
- 自分には幸せな恋愛はできないと感じている方
- 刺激を求めた恋愛ばかりしてしまう方
私自身も現在の彼と出会うまでには、恋愛で様々な失敗をしてきました。
「どうして私ばっかりうまくいかないんだろう」と悩んだことも。
ですが、自分の気質を理解することで自分らしい恋愛ができるようになりました。
この記事をきっかけに、恋愛に悩みやすいHSS型HSPが生き生きと恋愛ができるようになることを祈っています。
一緒にHSS型HSPの気質と向き合ってみましょう!
HSS型HSPとは
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
そんなHSPの中には、HSS型HSPという刺激探求型のHSPが存在します。
HSS型HSP
(High Sensation Seeking型のHSP)
刺激を求める刺激探求型のHSP
先ほどご紹介したようなHSPの特徴をもった上で、さらに刺激を追い求めるという特徴があります。
例えば、
- 人付き合いが好きだけど疲れてしまう
- 予定を詰め込むのに直前で行きたくなくなる
- 繊細な自分を周りに見せないように偽りがち
- 新しいものに挑戦するが飽きっぽい
- 社交的に見られる自分に違和感がある
などなど。
このように多くの矛盾を抱えるHSS型HSPは、よく「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」と表現されているよ。
HSS型HSPの恋愛の特徴
そんなHSS型HSPの恋愛には、その気質から様々な特徴があります。
惚れっぽい
HSS型HSPの恋愛の特徴として、まず惚れっぽいところが挙げられます。
様々なことに興味のあるHSS型HSPは、人や物の魅力を見つけるのが得意です。
立派な長所でもあるのですが、恋愛においてはそれが惚れっぽさとして表れてしまいます。
自身の内側で起こる気持ちに対しても敏感であるため、少しのドキドキを恋愛感情だと勘違いしてしまうことも理由として考えられます。
HSS型HSPにとって、自分の惚れっぽさを理解しておくことは非常に大切です。
刺激を求めて自分と合わない人を選んでしまう
HSS型HSPは、自分と全くタイプの違う人を魅力的に感じてしまうこともあります。
HSS型HSP特有の刺激を求めてしまう気質が、自分と合わない人に魅力に感じてしまう原因だと思われます。
ですが、HSS型HSPとはいえ傷つきやすい気質には変わりがありません。
全くタイプの違う人との恋愛に傷つき、へこんでしまうこともあります。
また、お付き合いまで発展したところで、お互いに「なんか違う」と気が付き衝突してしまうことも。
HSS型HSPに限らず、自分に合った恋人を選ぶことはとても大切なことです。
HSS型HSPは刺激を求める故に、悲しい恋愛をしてしまいやすいところがあるので要注意です。
恋愛に積極的で付き合うまでが早い
恋愛に奥手になりがちなHSPに対し、HSS型HSPは恋愛に積極的な人が多い印象。
このような行動力はHSS型HSPの長所であり、周りからも魅力的に映ることでしょう。
自分から積極的に出会いを求め、素敵な人を見つければ積極的にアピールしていきます。
お付き合いまで発展しやすく、出会ってからお付き合いが始まるまでの期間が早いことが多いのではないでしょうか。
ですが、その一方でお付き合いまでが早いということは、見極めの時間が短いということでもあります。
本当に自分と合う人を見つけられず、いつまでもいろんな人と付き合ったり別れたりを繰り返してしまう可能性があります。
恋人に飽きやすい
HSS型HSPは、刺激を求める気質が故に飽きやすいという特徴もあります。
趣味でも気になるものに持ち前の行動力でチャレンジし、すぐに飽きて次に行くこともあったのではないでしょうか。
恋愛においても似た傾向があり、ひょんなことから好きな人に冷めてしまったり飽きてしまうこともあります。
同じ人をずっと好きでいられないという悩みを持っている人もいるのではないかと思います。
思っていた人と違うと思われやすい
HSS型HSPの中には、「思っていた人と違った」という理由で振られたことがある人も多いのではないかと感じます。
HSS型HSPは、一見すると生きづらさを抱えているように見えない人が多いです。
そのため、付き合いが深くなっていく中でHSS型HSPの繊細な部分を知ることで、「思っていた人と違う」と思われてしまうことがあります。
また、逆にHSS型HSP自身が恋人に繊細な自分を見せることが怖く、本当の自分を出せないということもあるでしょう。
恋人でなくても他人のイメージの自分を壊すことが怖いのに、好きな人であったら尚更だと思います。
特に「思っていた人と違う」という理由で振られたことのある人は、繊細な自分をダメなものだと思い込み、封じ込めようとしてしまうのではないでしょうか。
相手のちょっとした言動が気になる
HSS型HSPの恋愛の特徴として、相手のちょっとした言動が気になるというのがあります。
理由としては、HSPと同じで些細な変化に気が付きやすいところがあるから。
そのため、恋人の心変わりや気持ちの変化も察しやすいと言えます。
気が付かなくていいことに気が付いて不安を募らせていき、あるとき爆発してしまうということも。
私は特に恋人の顔色をうかがってしまい、余計な心配をしてしまうことがあります…
HSS型HSPが恋愛をするポイント
では、HSS型HSPが幸せな恋愛をするにはどのようなことに気を付けたら良いでしょうか。
自分の気質を理解する
HSS型HSPは、まず自分の気質をよく理解することが大切。
その理由は、自分の気質を勉強することによって自分の恋愛の問題点に気が付くことができるから。
先ほど見ていただいたように、HSS型HSPの恋愛は気質の影響を大いに受けています。
自分の恋愛がうまくいかない理由に気が付いてしまえば、あとはうまく向き合っていく方法を考えていくだけ!
では、HSS型HSPの気質について勉強するにはどうしたら良いのでしょうか。
私がおすすめしたいのは、「その生きづらさ、『かくれ繊細さん』かもしれません」という本。
- HSS型HSP専門心理カウンセラーによって書かれている
- HSS型HSP専門の本はまだあまりない
- HSPとHSS型HSPの違いがよくわかる
- なかなか理解が得られにくいHSS型HSPの特徴を言語化している
HSS型HSP専門心理カウンセラー時田ひさ子さんよって書かれたHSS型HSP専門書。
HSS型HSP自体の人口が少ないのもあって、HSS型HSP専門の本はまだ少ないんですよね。
そんななかで「その生きづらさ、『かくれ繊細さん』かもしれません」は、275ページにわたってHSS型HSPについて綴られています。
この本を読めば、HSS型HSPの理解がかなり進むと思います。
自分の気質の勉強のためにぜひお役立てください。
HSS型HSPを「かくれ繊細さん」と呼んでいるのもHSS型HSPを端的に表していて素敵ですよね!
好きな人を恋愛対象として好きなのかよく考える
誰かを好きになったと思ったら、その人のことを恋愛対象として好きなのか確認してみましょう。
ちょっとしたドキドキを「好き」という感情と勘違いしている可能性があるからです。
では、どうやって確認したら良いのか。
私がおすすめしたい方法が好きになった人と自分が一緒に過ごすところを想像してみること。
想像してみて合わないところがたくさん見つかったり、「なんか違うかも」と違和感を感じる場合は恋愛対象ではない可能性が高いです。
「好き」という感情のなかには、「人として好き」「友達として好き」という気持ちがあります。
友達として好きな人との関係を壊さないように、自分の好きがどんな気持ちなのか確認してから行動しましょう。
焦って関係を進めない
持ち前の行動力でどんどん関係を進めてしまいがちなHSS型HSP。
少しだけペースダウンして今の二人の関係を楽しんだり、本当にお付き合いできる相手なのか見極める時間を取っても良いと思います。
お付き合うの前に時間をかけることで、自分の気持ちを冷静に見ることができますよ。
自分の繊細な一面も認めてくれる人か見極める
自分の繊細な一面も認めてくれる相手とお付き合いしましょう。
HSS型HSPは、刺激を求める気質と繊細さを併せ持った矛盾を抱えた人たち。
自分自身でも自分の性格、気持ちがわからなくなってしまうことがあります。
そのため、他人が私たちを心から理解できないことは当然。
とはいえ、自分の社交的な部分しか見せられないような相手とは幸せな恋愛をするのは難しいです。
繊細でいろいろなことを気にしてしまいがちな自分と、積極的に人に話しかけたり好きなことを頑張る自分。
両方認めてくれるような人なのか、改めて考えてみてください。
HSS型HSPにとって、ありのままの自分を認めることが生きづらさの克服に繋がります。
自分の生きづらさを克服できるようなパートナーを探してみてもらいたいです。
気持ちのコントロール方法を知る
気持ちのコントロール方法を覚えましょう。
好きな人や恋人の行動が気になって仕方がなかったり、何気ない態度に傷ついてしまい心がモヤモヤしてしまうことは多々あると思います。
モヤモヤを解決するためには、自分の気持ちをコントロールしてしまう方が早いです。
自分の中でモヤモヤする感情を解決するテクニックを覚えれば、感情を爆発させて関係を悪化させたり、自己嫌悪に陥ることもなくなりますよ。
私のブログではさまざまな場面における気持ちのコントロール方法も紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
HSS型HSPが恋人に求めたい条件
では、HSS型HSP恋人に求めたい条件とはどのようなものなのでしょうか。
HSS型HSPと恋愛で相性が良い人とは?具体例とともに徹底解説☆の記事で詳しくお話しています。
ぜひご覧ください。
ちなみに、HSS型HSPと相性が良い人の条件は、HSPとも共通する部分があります。
HSPが恋愛で相性のいい人はどんな人?【自分らしい恋愛をしよう】もご確認ください。
HSS型HSPが自分にあった人と出会うには
そもそも出会いの場がないという人には、マッチングアプリがおすすめ。
ですが、マッチングアプリに不安を感じるHSS型HSPは多いもの。
そこで私がおすすめしたいのが、”Ciel”というマッチングアプリ。
安全対策が万全で、HSS型HSPも安心して利用できるCielについては、【初心者も安心】安全対策万全のマッチングアプリCielはHSPにおすすめ!にて紹介しています。
HSPにおすすめのマッチングアプリは他にもあります。
HSPにおすすめのマッチングアプリ4選とアプリの注意事項については、HSPにおすすめマッチングアプリ徹底比較!傷つかずにマッチングを成功させるポイント☆にてお話しています。
HSS型HSPが幸せな恋愛をするための5つのポイント:まとめ
恋愛がうまくいかないと感じるHSS型HSPさん向けに、HSS型HSPが幸せな恋愛をするための5つのポイントを紹介してまいりました。
HSS型HSPが幸せな恋愛をするためのポイント
- 自分の気質を理解する
- 好きな人を恋愛対象として好きなのかよく考える
- 焦って関係を進めない
- 自分の繊細な一面も認めてくれる人か見極める
- 気持ちのコントロール方法を知る
この5つをぜひ意識してみてください。
ここまでHSS型HSPの欠点ばかりお話してしまいました。
ですが、HSS型HSPには長所もたくさんあり、異性からモテるとも言われています。
HSS型HSPがモテる理由
- 行動力があり積極的にアピールする
- HSP特有の相手に対する共感力がある
HSP特有の共感力を持ちながら積極性も併せ持っている、と考えると最強に思えますね。
もちろん誰でもってことはないですがね。(私はモテてこなかった…)
このようにHSS型HSPは悪いことばかりではありません。
今回ご紹介した5つのポイントを踏まえながら、自分の長所もしっかり理解した上で恋愛を楽しんでいただけたらと思います。
みなさまが素敵な恋人と出会い、自分らしい恋愛ができることを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。