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気にしすぎちゃう自分を何とかしたい・・・。
![](https://maaruisekai.com/wp-content/uploads/2021/05/icon_close_eyes_medium_hair_woman.png)
みんなみたいに気にせず生きていけるようになりたい!
機嫌が悪い人がいると、自分のせいじゃないかと気になったり。
自分の発言が相手を傷つけたのでは?と後悔したり。
HSPの多くが気にしすぎる性格に悩んでいます。
勇気を出して周囲に相談しても「そんなの気にしすぎだよ」と言われてしまうことも。
そのたびに、気にしないで生きられたらどんなにラクだろうと感じてきたはず。
そこで今回は、気にしすぎるHSPに知ってほしい!心をラクにする5つの方法をご紹介します。
- 気にしすぎる自分を何とかしたい方
- 気にしすぎてしまう気持ちをラクにする方法が知りたい方
- 気にしすぎる自分とうまく付き合う方法が知りたい方
![この記事を書いたのは、みみこと彼氏
・付き合い歴5年半のHSS型HSP×HSPの繊細カップル
・アラサーの事務系OL
・繊細さん同士で同棲中
その境遇から、HSPが笑顔で自分らしく生きるための情報を発信してます!](https://maaruisekai.com/wp-content/uploads/2021/06/about.png)
私も彼も、気にしすぎてしまう性格。
気にしすぎが蓄積してどうしたらいいかわからなくなり、体調を崩してしまうこともありました。
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もう何をしてをダメだって寝込んじゃうこともありました・・・。
そんな私を変えてくれたのが『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』という本。
この本に出会ってから、気にしすぎる気持ちと向き合うことができました。
今回は、この『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』をもとにお話しします。
ご興味のある方は、こちらもぜひ読んでみてくださいね。
HSPが気にしすぎてしまう場面
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HSPとは、繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
自分がHSPかもしれないと感じている方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。
さらに詳しくHSPについて知りたい方は、【HSPとは?】”DOES”から見るHSPの4つの特性をご覧ください。
そんなHSPが気にしすぎてしまう場面、
- 他人の機嫌が悪いとき
- 人から注意を受けたとき
- 自分の言動に悩む
- 細かいことが気になって仕事が進まない
の4つをご紹介します。
他人の機嫌が悪いとき
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上司、今日すごく機嫌が悪そう・・・。もしかして私がなんかやっちゃったのかも。
他人の機嫌が悪いとき、自分が何かしてしまったのだろうかと気にしてしまいます。
昨日のミスのせいかもしれない。
さっき言葉をさえぎってしまったからかもしれない。
そうやって、あれこれ自分の中に原因を探してしまいます。
私の場合は会社だけではなく、彼や家族に対しても同じように機嫌を気にしすぎてしまいます。
話しかけたりふざけてみたり、なんとか相手の機嫌を取ろうと頑張ってしまうのです。
それでも相手の機嫌が直らないと、
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私にこれ以上どうしろっていうのよ!?言いたいことがあるなら直接言えばいいじゃない!
と、頭がいっぱいいっぱいになって大爆発。
相手からすれば「どうして怒ってるの?」と謎状態。
そのまま大喧嘩になってしまうこともありました。
あとから、
私はどうしてこんなに人の機嫌が気になってしまうんだろう。
キレるのはよくなかった。
と、自己嫌悪で落ち込んでしまう。
この繰り返しでした。
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これが原因で、これまで誰とお付き合いしてもうまくいきませんでした。
人から注意を受けたとき
みなさん誰しも、先輩や上司から注意を受けた経験があるかと思います。
その中には、理不尽な内容だったり納得できないものもあったのではないでしょうか。
理不尽な内容を言われたとき、非HSPさんは
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あの人の言っていることはおかしい。気にしないでおこう。
と、考えます。
ですが、HSPさんは
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私の考え方が間違っているのかな?どうしたら良かったんだろう。
と、理不尽な内容も真に受けて考えてしまうところがあります。
私も同じように、理不尽な言動を気にしてしまうことがあります。
私の会社には、やたらと私の言動につっかかってくる女性がいます。
その女性は、社内でも強い口調で理不尽な要求ばかりしてくる人で有名。
新入社員の頃、初めて彼女の標的になったときは会社に行くのが怖くなってしまいました。
そんな私に周囲の人は、
「○○さんは、みんなにそうだからみみこさんに対してだけじゃないよ」
「○○さんの言うことなんて気にしなくていいんだからね」
と、言葉をかけてくれました。
そんな優しさに助けられた一方で、みんなが言ってくれた”気にしない”がどうしてもできませんでした。
明らかに向こうの言っていることがおかしいとわかっているのに、どうして自分がこんな風に言われなければならなかったのか理由を探してしまうのです。
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普通に考えて、その女性がおかしいのに「標的にされてしまう自分は何が悪いんだろう?」「自分がこんなに弱いから標的にされちゃうんだ」と自分を責めてしまっていたんです。
その後も私は、彼女を怒らせないように行動にかなり気を付けていました。
ですが何が沸点となるのかがイマイチ理解できず(理不尽に怒るので当然)、いろんなことを気にしすぎて仕事が進まなくなってしまいました。
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会社の人がたくさんいる前で、パニックになって大泣きしてしまったこともありました。
今では彼女から逃れる方法を見つけてなんとかなっていますが、当時は本当に気にしすぎる自分に悩みました・・・。
自分の言動に悩む
気にしすぎてしまうのは、他人の言動に対してだけではありません。
自分の言動を気にしすぎてしまい、悩んでしまうことがあります。
例えば、特に誰かと会話していて、
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こうやって返したら失礼かな?
と、返答に迷いすぎて相づちしかできなかったり。
会社で電話が鳴り、取るか取らないか迷っていて誰かが気が付いて取ってくれたとき、
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自分ってなんて気が利かない人なんだろう・・・
と、凹んでしまいます。
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僕は特にこれに悩んでいます。会話をすぐ終わらせてしまうので、話したくないと思われているんじゃないかと不安に思います。
細かいことが気になって仕事が進まない
HSPはさまざまなことに気が付きます。
資料の誤字脱字、言い間違い、フォントの大きさ、改行のズレ。
他には、自分の業務を遂行する上で起こりうるミスなど。
そのようにさまざまなことに気が付き、対策できるのは素晴らしいこと。
一方で、気が付きすぎるせいで仕事が進まなくなってしまうこともあります。
期限が迫っているのに、なかなか完成させられなかったり。
時間をかけすぎて、他の業務に支障が出てしまったり。
彼の場合は、特にメールの表現を気にしてしまうそうです。
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メールの言い回しが正しいかとか、相手に嫌な感情を持たれないか気にして、なかなかメールが送れなかったりします。そのせいで、他の仕事が詰まってしまうことも・・・。
HSPが気にしすぎをラクにするために知ってほしいこと
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このように人から言われたことや自分の言動を気にしすぎてしまうHSP。
HSPが気にしすぎからラクになるには、どうしたら良いのでしょうか。
私から気にしすぎてしまうHSPに
- 負うべき以上の責任を負わない
- 度を越した罪悪感を感じない
- 「すべき」を「だったらいいのに」へ変換する
- 気にしすぎる自分を認知する
- 思考を変換する
の5つを提案します。
負うべき以上の責任を負わない
HSPは、誠実で責任感が非常に強いと言われています。
そのため、自分が負うべき以上の責任を負ってしまうことがあります。
他人の機嫌の悪さが気になってしまうのも、まさに負うべき以上の責任と言えます。
機嫌とは、本来であれば自分で調整するもの。
誰かのせいにしたり、誰かに機嫌を取ってもらおうとしてはいけません。
それなのに周囲の人の機嫌を取ろうとしてしまうのは、負うべき以上の責任を負っていることになります。
私たちはすべての世界に対して、責任を取ることはできません。
責任を負うというのは、他の人の責任を肩代わりすること。
本当に相手のためになるのは、責任を自分でとって誤ちから学ぶことなのです。
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私がすべきことは相手の機嫌を取ってあげることではなく、自分の機嫌は自分で直すことを教えてあげることだったんだね。
度を越した罪悪感を感じない
「自分が○○してあげたらよかった」と罪悪感を感じてしまうことも多いと思います。
ですが、責任感と同様に度を越した罪悪感も感じる必要はないのです。
罪悪感とは、そのことに対して力を持っている人が抱くもの。
自分の力が及ばないようなことに対して、罪悪感を感じる必要はないのです。
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そう言われればそうなんだけど、そんな簡単に罪悪感から抜け出せないよ!
そう感じる人におすすめしたいのが、自分の責任度合いを考えてみること。
『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』の中で、以下のような調べ方を紹介していました。
責任度合いの調べ方
- その出来事に対して、影響を及ぼした要素をリストアップ
- それぞれをパーセンテージで表す
例えば、母親が不幸なのは自分のせいだと感じる場合。
母親が不幸であることに関して、影響を及ぼした要素を考えてみると
- 子ども
- 旦那
- 両親
- 経済状況
- 時代
- 母親自身の思考
などが挙げられます。
そこにパーセンテージをつけてみると、
- 子ども 20%
- 旦那 30%
- 両親 30%
- 経済状況 5%
- 時代 5%
- 母親自身の思考 10%
と、なります。
「母親は自分のせいで不幸なんだ」と娘が感じていたとして、実際は20%しかその要素はないのです。
自分が罪悪感を感じる必要がないのがわかるだけでなく、自分には状況を変えるだけの力がないこともわかるかと思います。
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実はこれは私の話。私には母に対して罪悪感を感じる必要もなければ、状況を変えてあげるだけの力も持っていないことがわかりました。
罪悪感を感じてしまう方、ぜひ冷静な目で責任度合いを調べて見てください。
自分がいかに思い込みをしていたのが、真実に驚かされると思います。
「すべき」を「だったらいいのに」へ変換する
以前、HSPが喧嘩できない理由。喧嘩せずに怒りの感情をコントロールする方法の記事で、「すべき」を「だったらいいのに」に変換する思考法をご紹介しました。
その際には、他人に対して「すべき」を「だったらいいのに」に変換することをお話ししましたが、今回は自分自身に対してです。
自分に対して「すべき」という思考を持ちがちなHSP。
それがうまくいかないと「なんて自分はダメな人なんだろう」と落ち込んでしまいます。
そこで、HSPに必要なのが「だったらよかったのに」と思考を変換すること。
電話を取るべきだった
→ 電話を取れたらよかったのに
ちゃんと返答すべきだった
→ 返答できたらよかったのに
「だったらいいのに」は義務ではなく願い。
願いは叶わないこともあります。
そうやって、できなかった自分を許してあげましょう。
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自分を責めそうになったとき、「~だったらいいのに」と変換してあげましょう。
気にしすぎる自分を認知する
「気にしすぎ」という言葉があまり好きではないHSPさんが多いと思います。
ですが、私たちは自分が気にしすぎているという事実を認知する必要があります。
例えば、私の会社にいる理不尽に人を怒鳴る女性のケース。
私はどうして自分がターゲットとされてしまったのか、自分が生意気なせいだとか気が弱いせいだとか悩んでしまいました。
ですが、それはあくまで私の思考パターン。
他の人は「あの人の言っていることはおかしいから、耳を傾けないようにしている」「みんなに言っているから気にすることじゃない」と考えたりします。
大切なのは、自分の思考に捉われず他の人だったらどう考えるのか知ること。
無理やり、他の人のように考え方を変えるのは難しいと思います。
考え方を変える必要はありませんが、自分の思考にはクセがあることを理解しておきましょう。
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自分に対して「ちょっと待て!その考え方は正しいのか?」と疑問をぶつけてみると良いと思います。自分の思い込みから抜け出しましょう。
思考を変換する
HSPの多くが自分の気にしすぎてしまう性格に嫌気が差しているかと思います。
すが、残念ながらHSPの気にしすぎる性格は直らないと考えた方が良さそうです。
HSPが気にしすぎを直すということは、自身の繊細な感覚を否定し封印することになります。
それは、全くの逆効果です。
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じゃあ私はどうしたらいいの?
そこで必要なのは、思考を変換すること。
気にしすぎてしまうことは治せませんが、思考のクセを修正していくことはできます。
ここまでご紹介したような
- 負うべき以上の責任を負わない
- 度を越した罪悪感を感じない
- 「すべき」を「だったらいいのに」へ変換する
- 気にしすぎる自分を認知する
を意識してみてください。
また、気にしすぎてしまう性格を活かす方法を考えましょう。
気にしすぎる性格はさまざまな可能性を考えられたり、ミスを防ぐうえで非常に役立ちます。
気にしすぎる性格に振り回されるのではなく、自分の長所の1つとして活用しましょう。
気にしすぎのHSPが心をラクにする5つの方法:まとめ
HSPの多くが悩んでいる、気にしすぎてしまうこと。
そこで、気にしすぎに悩んでいるHSPに向けて、
- 負うべき以上の責任を負わない
- 度を越した罪悪感を感じない
- 「すべき」を「だったらいいのに」へ変換する
- 気にしすぎる自分を認知する
- 思考を変換する
の5つを提案しました。
HSPを直すことができないように、気にしすぎる性格を直すことはできません。
その代わり、思考を変換していくことはできます。
気にしすぎる性格とうまく付き合っていくために、心がラクになる思考法を試してみてくださいね。
今回の内容は、『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』から私なりの解釈をつけてお話しました。
こちらの本も、ぜひお試しくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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