頭が痛い…。また今日も頑張りすぎちゃったな。
頑張りすぎて、仕事が終わるころに頭痛に襲われる。
自分ばかり犠牲になっている気がして、なんだかなぁと感じてしまう。
そんな風にHSPには頑張りすぎることに悩んでいる人も多いです。
HSPが頑張りすぎるのには、いくつかの理由があります。
つい頑張りすぎてしまう理由を確認しながら、HSPが頑張りすぎを卒業して自分自身を生きるにはどうしたらよいのか見ていきましょう。
- つい頑張りすぎてしまう
- 自分を犠牲にしてしまう
- 頑張りすぎて疲れるのをやめたい
- 自分のペースで仕事をこなせる人になりたい
- 心に余裕を持ちたい
私たちHSPカップルも、頑張りすぎて疲れてしまうことに悩んでいます。
ですが、HSPの頑張りすぎるのを防ぐ3つのことを意識するようになってから、以前より心身ともに疲れ切ってしまうことがなくなりました。
HSPの多くは、これまでの経験から思考のクセを持っています。
自分が持っている思考のクセに気が付き、心がラクになる考え方を受け入れていきましょう!
みなさんも、頑張りすぎる自分から心に余裕のある人に変わることができます!
一緒に少しずつ取り組んでいきましょう!
頑張りすぎる人の特徴
まず、頑張りすぎてしまう人の特徴にはどんなものがあるのか確認してみましょう。
自分の仕事ではないのに、いつの間にか自分が担当になっていることってありませんか。
周囲の状況や課題点に気が付いてしまうからこそ、誰にも頼まれていないのについ手を出してしまうのですよね。
また、なんでも完璧にやり遂げようとする完璧主義を持っていたり、極端に自分に厳しいルールを科している人もいます。
こういった方たちは気が付かない間に疲れを蓄積してしまい、頭痛や腹痛などの体調不良を起こしてしまうこともあります。
私もついつい「私が我慢したらいいんだ」って思っちゃうから気を付けたいです!
HSPが頑張りすぎる理由
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
自分がHSPかもしれないと感じる方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。
そんなHSPが頑張りすぎるのには、どのような理由があるのでしょうか。
私たちの経験から3つご紹介します。
自分に自信がない
HSPの多くは、あまり自分に自信がありません。
外向的な人が良く、内向的な人は良しとされない世の中。
HSPが自信を喪失してしまうことも理解できなくありません。
また、幼少期に親との関係性が望ましくなかったために自信を無くしてしまうというケースも。
「あなたは何もできない子だ」「あなたは私の言う通りにしたらいい」
そんな風に教え込まれて育った方もいます。
そんな方たちは自分のことを
- 自分は他人より劣っているから、人一倍頑張らないと…!
- 自分が手を抜くと大変なことになる
- 常に全力を出さないと!
と考えるようになってしまいます。
頑張ることは、決して悪いことではありません。
ですが、自分の体調が悪くなるまでやるのは度を越しています。
それに、正しい頑張り方をしたときはやり切った後に気分がスッキリするもの。
どうして自分ばっかり…?とモヤモヤした気持ちになってしまうのは、間違った頑張り方をしているからです。
せっかく頑張ったのに嫌な気持ちになるのは、精神的に良い頑張りとはいえないよね…。
自分は本当に人一倍頑張らないといけないのか。
改めて考えてみる必要がありそうです。
他人にどう思われるのかが怖い
HSPが頑張りすぎる理由に、周囲の目が気になるということが挙げられます。
例えば、自分の業務が忙しいのに先輩から頼まれた仕事を断れなかったり。
急いでいるのに雑談に掴まって、なかなか切り上げられなかったり。
そのように自分を犠牲にして頑張ってしまうのは、周囲にどう思われるかが怖いから。
もし自分が仕事を断ったら、先輩はどんな顔をするだろうか。
雑談を切り上げようとしたら、もう仲良くしてもらえなくなるかもしれない。
HSPにとっては相手に悪く思われるくらいなら、自分が犠牲になる方がマシなのです。
ですが、自分を犠牲にすることには代償があります。
それは、HSPに嫌なことを押し付けようとしてくる人が現れてしまうこと。
世の中にはズルい人もたくさんいます。
HSPさんの考え方を見抜き、自分のために利用しようとしてくる人が近づいてくるのです。
そんな嫌なことをしてくる人から逃げられるように、他人の顔色を気にしない考え方を身に着けましょう。
もちろん、嫌なことをしてくる人が一番悪い!でも、私たちも嫌な人が集まってこないように予防することが大事だね。
理想が高い
HSPが生きづらさを抱えてしまう理由の1つに、理想が高いことが挙げられます。
- どんな人ともうまくやっていくべき
- どんなときでも、他人には気持ちの良い対応をするべき
- 自分がどんな状況であっても困っている人がいれば手助けするべき
などの自分の理想を追い求めすぎることで、そうできない自分に苦しんでしまいます。
理想通りにいかなくて自分を責めてしまったり、やっぱり自分はダメな人間なんだ…と落ち込んでしまったり。
また、理想通りに振る舞えても、気を張りすぎて帰る頃には疲れてグッタリしてしまうことも。
頑張りすぎるHSPが意識したいこと
HSPがどうして頑張りすぎてしまうのかわかりました。
では、頑張りすぎるHSPが意識したいことはどのようなことでしょうか。
何事も5、6割の力でやる
先日、芸人のANZEN漫才みやぞんさんがこんなツイートをしていました。
運動神経抜群で、なんでもできてしまうイメージのあるみやぞんさん。
そんなみやぞんさんでも、何事も全力を出すと壊れると感じるそうです。
みやぞんさんの言う通り、力んで上手くいくことはほぼありません。
HSPは頑張ろうとすると100%、120%の力を出し切ってしまいます。
最初から5、6割の力でやろう!と思ってやってみるくらいがちょうどいいのです。
やるぞ!やるぞ!やるぞ~!(5、6割で)
自分は人一倍頑張らないと人並みになれないと感じてしまう方は、一度頑張るのをやめて5、6割の力でやってみてください。
意外となんとかなることに気が付けると思います。
自分は人よりも劣っているという思い込みから抜け出すことが、頑張りすぎを克服するきっかけになります。
自分を優先してあげる
他人を優先し、自分が我慢したらいいと考えがちなHSPさん。
そんなHSPさんに提案したいのが、自分を客観視してみること。
もしみなさんの周りにあなたのような方がいたら、どうしてあげたいと思いますか。
自分を犠牲にしてまでお願いごとを引き受ける人に「無理しなくていいよ!」と声をかけてあげたくなるのではないでしょうか。
自分に対しても同じような目を持ってほしいのです。
自分のことだと気が付けないけど、他人がそんな状態になっていたら「なんとかしてあげたい」って思うよね!
自分に何の影響もないお願いごとであれば引き受けたり、協力してあげるのは良いと思います。
ですが、自分のことを犠牲にすることはありません。
本当にあなたのことを大事に思っている人であれば、しっかり理由を説明すれば断られても悪く思うことはありません。
もしも相手が嫌な反応をしてきたら、それは距離を離した方がいいサインだと思いましょう。
自分の意思を表示することで、自分を尊重してくれない相手と距離を取ることができます。
それを繰り返すことで、みなさんの周りにはお互いを尊重し合える人だけが集まります。
嫌なことをする人を寄せ付けたくなければ、自分を優先してあげることを意識してみてください。
できない自分を受け入れる
人間誰しもできることとできないことがあります。
何事もできるようになる必要はありませんし、できないことがあってもいいんです。
いつもならできることが、そのときの状況によってはできなかったということもあるでしょう。
HSPさんだって、それは同じ。
できなくても自分を責める必要はありません。
理想通りにいかない自分を許していきましょう。
みなさんはありのままで、十分魅力的です。
「どうしてこんな風にできなかったんだろう…」と悩んでしまいそうなときは、
「しょうがない!」「そんなときもある!」と唱えてみてください。
また、自分の中で言い訳を考えるのもおすすめ。
よく言い訳は悪いもののように思われがちですが、言い訳の内容ってあながち間違ってなかったりします。
言い訳を考えることでそのときの状況を振り返ることができたりします。
「そんな状態だったら、うまくいかなくても仕方ないよね」
そう思えるようになりましょう。
頑張りすぎるHSPにおすすめしたいサービス
頑張りすぎてしまう悩みをもつ方の中には、プロのカウンセリングが必要な方もいます。
とはいえ、いきなりクリニックを訪問するのは勇気がいりますよね。
そこで、おすすめしたいのがオンラインのカウンセリングを受けてみること。
オンラインカウンセリングのメリットは、
- 病院にいくべきレベルなのかわからなくてもOK
- 匿名や顔出しをしなくても相談ができる
- 自分に合った相談方法を選ぶことができる
- 外出が難しくても相談ができる
- 普通のカウンセリングよりも料金が安い
の5つ。
「カウンセリングを受けてみたいけど、自分が行ってもいいのか…」
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カウンセリング方法は、対面、ビデオチャット、電話、メッセージの4つから選ぶことができます。
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50分 税込5,500円~ - ビデオカウンセリング
50分 税込5,280円 - 電話カウンセリング
50分 税込5,280円 - メッセージカウンセリング
3往復 3,960円
選べるのはカウンセリング方法だけではありません。
相談ができるカウンセラー1人1人の紹介文やメッセージを確認することができ、自分が相談したいカウンセラーを選ぶことも可能なんです。
プロのカウンセラーとはいえ相性の良し悪しがあるから、選べるのはとってもありがたいよね!
もちろん、どのカウンセラーを選んだら良いのかわからない方もご安心を!
悩み分野やカウンセリングの有望からマッチングをしてくれるサービスもありますよ。
また、カウンセリングに満足いかなかった方のための満足保障サポートもあります。
満足保証サポート
カウンセリングに満足いかなかった場合、利用料金分のポイントを全額返還してもらえる。返還されたポイントを利用して別のカウンセラーへ相談が可能。
カウンセリング方法やカウンセラーが選べたり、満足保証がついていたりと、相談者に寄り添った運営をしているうららか相談室。
みなさんがうららか相談室で素敵なカウンセラーと出会い、心が晴れることを祈っています。
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HSPに知ってほしい!頑張りすぎを卒業して自分自身を生きる方法:まとめ
頑張りすぎて体調不良になったり、自分を犠牲にしてしまいがちなHSPに向けて、HSPが頑張りすぎから卒業する方法を紹介してまいりました。
頑張りすぎるHSPが意識したいこと
- 何事も5、6割の力でやる
- 自分を優先してあげる
- できない自分を受け入れる
HSPが頑張りすぎる理由は、
- 自分に自信がない
- 他人にどう思われるのかが怖い
- 理想が高い
の3つでした。
仕事も人間関係も、頑張ることは決して悪いことではありません。
ですが、その頑張り方が正しいものなのか考えてみてください。
終わったときに疲れ切ってしまったり「どうして自分ばかり…」とモヤモヤしてしまうのは悪い頑張り方。
そうではなく、やり遂げた時に心がスッキリする頑張り方をしてほしいのです。
いま、頑張りすぎて壊れてしまいそうな方も必ず変わることができます。
ご紹介した3つのことを意識して、自分自身や環境をより良いものに変えていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。