こういうときってなんて返事したらいいんだろう?
LINE、めんどくさすぎ…
今や、利用していない人の方が少ないLINE。
チャット形式の会話や無料通話など、便利なものであるのは確か。
でも正直言って、めんどくさい。
そんな風に感じているHSPさんは、とても多いようです。
そこで今回は、私たちHSPカップルが伝授するHSPにとってLINEがめんどくさい理由と対処法をご紹介します。
- LINEが苦手、めんどくさい
- HSPがLINEを苦手に感じる理由が知りたい
- LINEがめんどくさいときの対処法が知りたい
私たち繊細カップルもLINEが苦手。
彼の場合は、返事に悩みすぎて1つの返事に1時間以上かけてしまうことがあります。
私は特にグループLINEが苦手で、一人で焦ったり落ち込んだりと大忙し。
そんな私たちは、LINEとうまく付き合うためのマイルールを作ることにしました。
それからは、以前のようにLINEで心が乱されることもなくなりました。
今日は、そんな私たちのLINEのルールもご紹介していきます。
LINEに悩むHSPさんの力になれば嬉しいです!
HSPさんが思っている以上に、みんな自分の好きなようにLINEを利用してます。みなさんもマイルールをもって、LINEを使いましょう!
HSPにとってLINEがめんどくさい理由
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
HSPの中には人混みが苦手が多いですが、それだけではHSPであるとは言い切れません。
自分がHSPかもしれないと感じる方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。
そんなHSPにとってLINEがめんどくさい理由は、4つあります。
返事に悩んでしまう
HSPは共感性が高く、相手がどのように感じるかを気にします。
そのため、LINEの返事に悩んでしまうことがよくあります。
相手が嫌な気持ちにならないように返信しなくちゃ
この言い方だと勘違いされちゃうかも
と、一語一句確認したり、何回も言葉を選びなおしたり。
自分の表現が気になって、なかなか返事を送ることができません。
そんな風に何度も何度も言葉を考えているとき、
もー!LINEめんどくさすぎ!
と感じます。
だからと言って、確認をせずに送ることもできないのだから困ったものです。
「すぐに返事をしないと」と焦る
HSPの中には、LINEが来ると「すぐに返事しなくちゃ」と焦ってしまう方もいます。
それも相手がすぐに返事を欲しがっているということを感じてしまうから。
相手の気持ちに気づいてしまうからこそ、慌ててしまうのです。
終わらせ方がわからない
HSPのLINEの悩みとしてよく挙がるのが、会話の終わらせ方。
会話終わらせたいのかな?それとも自分のターンってこと?これ以上返すとウザくない?でも、ここで何も返さないと無視している感じにも思えるし…。そうだスタンプにしよう!でも待てよ、先輩にスタンプで返答するって失礼?
会話を終わらせるべきかどうか。
どうやって終わらせるべきか。
共感性がありすぎるからこそ相手のいろんなパターンの反応が想像できてしまい、ひたすら悩み続けてしまうのです。
グループLINEがしんどい
HSPがLINEのなかでも一番苦手なのが、グループLINEではないでしょうか。
グループLINEでよくある悩みが、
- 会話のテンポについていけない
- 反応が怖くて発言できない
- 誰かの発言で会話が止めるのが見ていられない
- 自分の発言で会話が止まるのが怖い
などなど…
この前、せっかく一生懸命返事を考えていたのに話題が変わってしまって発言できなかったんだ~
私の場合は、友達の発言で会話が止まっているのを見かねて発言したら、今度は自分の発言で会話が止まっちゃって怖くなったよ。
HSPにグループLINEはハードルが高すぎるのかもしれません。
LINEが苦手なHSPにおすすめの対処法
ここまで見てきたように、HSPがLINEを苦手だと感じるのには無理はありません。
では、HSPはどのように苦手なLINEと向き合ったら良いのでしょうか?
私たちのおすすめは、マイルールをつくること。
自分が心を乱されることなくLINEを利用できるように、自分でルールを決めましょう。
マイルール作成のポイントは、
- 自分の気持ちを優先すること
- 罪悪感を感じないものにすること
- 自分の気持ちと罪悪感を感じないバランスを重視する
大切なのは、自分の気持ちと罪悪感とのバランス。
そのバランスが崩れたルールは、良いものとは言えません。
例えば、自分の気持ちだけを優先して「1日1回しかLINEを確認しない」というルールをたてたとします。
たしかにその通りに実行したら、心は穏やかになるかもしれません。
ですが、会社の人や家族からの急ぎの連絡に気が付けないことが起こる可能性があります。
そんな時、HSPさんは相手に迷惑をかけてしまったとひどく落ち込むのではないでしょうか。
そんなことにならないように、自分の気持ちと罪悪感のバランスが取れたルール設定を心がけましょう。
ここからは、私たちが作成したLINEとうまく付き合っていくマイルールをご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
LINEが苦手なことを伝えておく
正直に、周囲に対してLINEが苦手なことを伝えておきましょう。
LINEの得意不得意にはかなり個人差があります。
得意な人からすると、何を苦手と感じるのか理解できなかったりします。
そのため、察してもらおうとするのではなく、最初から伝えておくことことが大切です。
事前に伝えておくことで、
- 周囲から付き合いが悪いと思われにくい
- 相手が心構えができる
- 大事な連絡は電話にしようと思ってもらえる
などのメリットがあります。
ちなみに事前に苦手を伝えておくことは、恋人関係でも重要です。
家族よりも友人よりも、一番LINEのやり取りをする頻度が高いのが恋人。
LINEの返事をくれないなんて、私のこと嫌いになったのかも
そんな風に思われてしまわないように、必ず伝えておきましょう。
すぐに返事できないLINEは後回しにする
私も元々、「LINEはすぐに返事しなきゃ!」というタイプでした。
ですが、自分がやりたいことがあったのにLINEの返事に時間がかかってできなくなったり、自分のペースを乱されることにイライラ。
すぐに返せるLINEは返すけど、悩むものはとりあえず後回しにするようにしました。
相手が返事を急いでいるかどうかはわからないしね!
慌てて適当に返事してしまうよりも、しっかり考えてお返事をしてもらえた方が相手も嬉しいはずですよ。
スタンプを活用
HSPにとって便利なのが、スタンプの機能。
なんて返事をしたらいいのかわからないときも、会話の終わらせ方がわからないときにも大活躍します。
例えば、会話を終わらせていいのかわからないとき。
何か返事をするのはしつこいし、だからといって無視はできない。
そんなときはスタンプを送っておくととしつこさもないし、自分の心も落ち着きます。
私がおすすめなのは、敬語でメッセージが書かれているスタンプ。
「ありがとう」 → 「ありがとうございます」
「了解」 → 「了解です」
このような敬語のスタンプは友達だけでなく、先輩や歳上の方にも使いやすいです。
相手への返事によく悩むという方は、敬語のスタンプを購入してみてはいかがでしょうか。
自分のお気に入りのキャラクターのスタンプを使うのもおすすめ!
あまり自分を主張できないHSPだからこそ、スタンプで個性を出すのもいいのかも!
ダラダラ続けないで終わらせる
返事に時間がかかってしまうこともあって、HSPはダラダラと会話を続けるのが苦手です。
であれば、無理に会話を続ける必要はありません。
要件が済んだら会話を終わらせましょう。
・・・会話を終わらせたいんだけど、自分が無視して終わるのはモヤモヤしちゃう!
・・・わかります!
私が実践している無理せずに会話を終わらせる方法は、
- 「そうだね」「了解」など返事できない内容で送る
- スタンプを送る
これらの方法であれば、相手にまだ話したいことがない限り高確率で終わらせられます。
お試しください!
みんな自分ほど気にしていないと考える
最後にHSPさんに最も知っておいていただきたいのが「みんな自分ほど気にしていない」ということ。
HSPと非HSPでは、ものごとの感じ取り方が全く異なると言われています。
そのため、お互いがどのように感じるのかを完全に理解するのは難しいのです。
よって、
グループLINEで自分の発言で会話が終わってしまうことも、
相手の返事がそっけない感じがしても、
返事がなかなか来なくても、
周囲の人は私たちほど気にしていなかったりします。
他人を気遣いすぎるHSPだからこそ、
「ま。みんな私ほど気にしてないからいっか!」
と、手を抜くくらいがちょうどよいかもしれません。
HSPにとってLINEがめんどくさい理由と対処法:まとめ
HSP向けに、LINEを苦手に感じる理由と対処法をご紹介してまいりました。
LINEが苦手なHSPにおすすめできるのが、マイルールをつくること。
マイルールを作る際には、自分の気持ちと罪悪感とのバランスが大事です。
おすすめのLINEルール
- LINEが苦手なことを伝えておく
- すぐに返事できないLINEは後回しにする
- スタンプを活用
- ダラダラ続けない
- みんな自分ほど気にしていないと考える
みなさんも私たちのルールを参考に、LINEに心を乱されないためのマイルールを作ってみてください。
LINEはとても便利なアプリだと感じています。
その便利さに負けてしまうことがないように、自分で自分を守ってあげましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!