こんにちは、みみこです。
私は自分自身がHSPで、なおかつHSPの彼とお付き合いしているという繊細カップルです。
自分自身のこととして内側から、そして彼のこととして外側から考察したHSPの特性についてお伝えしています。
さて、HSPの中には自分に友達が少ないと感じる人が多いのではないでしょうか。
学生時代、休み時間に話せる人が少なくて寂しい思いをしたことがありませんでしたか?
私もかつて、自分の友達の少なさに辛くなっていた時期がありました。
ですが、今ではこれで良いんだ!と自信をもてるようになりました。
そこで今日は、HSPにおすすめしたい友達付き合いの方法をご紹介します。
友達関係に悩んでるHSPさんには、ぜひ参考にしていただきたいです。
友達に限らない人間関係については、こちらの記事よりご覧ください。

HSPが抱えがちな悩み

まず、私の経験からHSPが抱えがちな友達付き合いの悩みについて、確認してみたいと思います。
①気を遣ってしまう
②都合よく使われている気がする
③決まった友達がいない
④大人数の場で浮きがち
⑤異性の友達が多くて僻まれやすい
気を遣ってしまう
友達と一緒にいても気を遣ってばかりで、疲れてしまうことはありませんか。
私は特に複数人でいるときに、疲れを感じてしまいます。
みんなが話している話題についていったり、一緒に楽しそうにすることに必死で、自分の心が置いてかれている感覚になります。
本当の自分の意見が言えなくなってしまうことも多々あります。
だったら、そんなグループから抜けてしまえばいいのにと思うかもしれませんが、自分だけその輪に入れてもらえらないのはもっと辛いのです。
ちゃんと自分も話に入りたいのに、そうなれないもどかしさにモヤモヤを感じてしまいます。
都合よく使われている気がする
学生時代、よくノートを貸してほしいとお願いされることがありました。
あとは筆記用具を貸してほしいと言われたり、代わりに提出書類を出して授業を出席したことにしてほしいとお願いされたり。
仲が良い友達で本当に困っているのならば手伝ってあげたいと思いますが、毎回毎回そんなお願いをされると自分のことを都合よく思われている気がしてしまいます。
勇気を出してそれを相手に伝えると「ケチ」だとか「いじわる」だとか言われて、とても嫌な気持ちになったこともありました。
こういう時、どうして自分ばかりこんな風に扱われてしまうんだろうと悲しい気持ちになります。
決まった友達がいない
学生時代のペアを組むのも苦痛でした。
私はクラスに決まってペアを組んでくれる友達がいないことが多く、よく溢れていました。
女の子独特のグループに一応所属していたけれどどこか馴染めていなく、こういうときにそれが露呈するから大嫌いでした。

周囲も子どもながらに、いつも話を合わせてばかりの私に気づいていたのかもしれませんね。
大人数の場で浮きがち
大人数の場で浮いていると感じたことはないでしょうか?
私は大学の卒業式、自分の友達の少なさに悲しくなりました。
正直、ちょっと挨拶する程度の友達はたくさんいたのですが、写真を撮って思い出を語り合うほどの友達がほんの数人しかないことに気が付きました。
それに自分にとっては貴重な数人だけど、その子たちにはもっとたくさんの友達がいます。
そのため、自分に時間を割いてもらうのが申し訳なくて、その子たちともあまり長く話せなかったりしました。
異性の友達が多くて僻まれやすい
HSPの中には、異性の友達が多いという人も少なくないそうです。
私もその通りで、女性といるよりも男性と一緒にいる方が楽に思ったりします。
女性には変に思われて責められるのが怖くて話を合わせてしまうのですが、男性にはその心配がありません。
そのため、気を遣わずに素直に自分の思っていることが話せるので、女性とよりも関係が深くなることもあります。
ですが、傍から見るとそれも目の敵になりやすく、「男好き」だとか僻まれることもありました。
私からしたら、同性の友達と何気なく話せることの方がよっぽどうらやましいと思うんですけどね。
HSPにおすすめしたい友達関係の作り方

以上のような悩みを持つHSPさんに、おすすめしたい友情関係の作り方をご紹介します。
①本当に気が合う人とだけ友達でいる
②自分の意見を言ってみる
③友達関係は狭く深くを目指す
本当に気が合う人とだけ友達でいる
HSPさんは良心的な人が多いため、向こうが自分を友達と認識していると思うと、こちらも相手を友達だと思わなければならないと考えてしまうのではないでしょうか。
ですが、自分を都合のいいように扱ってきたり、こちらが話を合わさないといけないような相手は友達とは言いません。
あれ?と思うような相手は、自分の中で「友達」ではなく「知り合い」に降格させましょう。
そして、本当に自分と気が合うと感じた人とだけ、友達でいるようにしましょう。
本当に自分と気が合うと感じた人といっても、同性でも同世代でなくても良いのです。
周りの目が気になって異性の友達や、年の離れた友達と仲良くできない方もいるかもしれません。
ですが、そんなことで人のことを見るような相手はろくな人ではありません。
逆に、そういった人は自分に近寄らないでもらいたいと考えてみてはどうでしょうか?
せっかく気が合う人を見つけたのに、周りの目を気にしているのはもったいないと思います。
自分が本当に好きだと思える人と一緒にいると、自分のことも好きになれると思いますよ。
自分の意見を言ってみる
相手に対して、自分の意見を言ってみるのも手だと思います。
いきなり否定すると喧嘩になってしまう可能性もありますので、「〇〇ちゃんの意見もわかるんだけど、××って時もない?」などと、一度受け入れた上で言ってみると良いと思います。
ついつい私たちは良かれと思って相手の意見に合わせてしまいます。
ですが、合わせられた方もずっと賛同されているだけではつまらないと感じていると思います。
試しに自分の意見を言ってみて、それを受け入れてくれるかどうか見てみてはいかかでしょう。
自分の意見を言ってみたことでさらに関係を深められるようになる可能性があります。
また、相手が嫌な反応をされたり責めるようなことを言うようであれば、友達になれる見込みはないです。
そうやって自分の意見を言うことで、相手と本当の友達になれるかどうかの判断をすることができると思います。
友達関係は狭く深くを目指す
私はこれまで、友達が少ないことを恥ずかしいと思っていました。
それは小さい頃から強要されてきた「みんなと仲良くするのが正しい」という文化があったからだと思います。
ですが、実際には友達関係の築き方は人それぞれですよね。
HSPが友達関係を築くには、狭く深くを目指した方が良さそうです。
私自身も中途半端な交友関係を断ち切ったことで、残った友達との関係が深まったように思います。
私の時間やお金は限られています。
その限られたものを本当に好きな人にだけ使うことができて、自分の満足度が上がったように思います。
よく断捨離は精神を安定させるのにも良いと言われていますが、それと同じだと思います。
自分の好きなものに囲まれることで、自分自身が研ぎすまされるのではないでしょうか。
人間関係にも同じことが言えそうです。
まとめ
①本当に気が合う人とだけ友達でいる
②自分の意見を言ってみる
③友達関係は狭く深くを目指す
いかがだったでしょうか。
友達関係もHSPが悩みやすいものの一つだと思います。
たしかに、私たちHSPが本当に気が合う友達を見つけるのは難しいのかもしれません。
ですが、だからこそ今いる友達もこれから出会う本当の友達も大切にしていきたいですね。