ねぇ、さっきお願いしたことやってくれた??
あ!ごめん!忘れてた!
HSPの彼は、もの忘れがとても激しいです。
私にお願いされたことを忘れてしまったり、自分が感動した本の内容を忘れてしまうこともあります。
また、HSS型HSPである私もケトルでお湯を沸かしたことを忘れて放置したり、夕飯にご飯を炊き忘れたりしてしまいます。
私たちのようにHSPの中には、忘れっぽさに悩んでいる人もいます。
そこで今回は、私たちが実践しているHSPが忘れっぽさとうまく付き合っていく方法をご紹介します。
みみこ
- HSS型HSP×HSPの繊細カップル
- 彼の忘れっぽさに悩んでいた
- 境遇を活かして、HSPについて考察した内容を発信中
これまでに忘れっぽいことが原因で喧嘩になったこともありました。
ですが、忘れっぽいところって直したくても直せないんですよね。
それならば直そうとするんじゃなくて、うまく付き合っていく方法を考えましょう!
今回ご紹介することを実践していくことで、私たちも忘れっぽい自分や相手を嘆くのではなく、うまく自分をコントロールできるようになりました。
忘れっぽい自分はダメな人間だ・・・と思わずに、どうしたら忘れっぽい自分をコントロールできるのか考えてみましょう!
HSPが忘れっぽい理由
HSPが忘れっぽい理由として、周囲の刺激に過敏であることが挙げられます。
自分の中で「○○しなきゃ」と思っても、そのあとすぐに周囲の別の刺激をキャッチして感情を上書きしていってしまいます。
「○○やらなきゃ!」
「や、暑いな。一旦エアコン入れよう」
「わ~!今日は天気がいいな」
「そういえば、洗濯物も溜まっていた気がする」
そうやって、周囲の刺激をキャッチすることでどんどん感情を上書きしてしまい、最初にやろうと思っていたことを忘れてしまうのです。
HSPにマルチタスクが苦手な人が多いのも、こういった理由からだと考えられます。
また、HSPの忘れっぽさには脳疲労も関係がありそう。
いろいろなことを考えすぎてしまうHSPは、脳疲労を起こしやすいです。
もの忘れの他にも症状がいくつかあります。
脳疲労に当てはまりそうな場合、ストレスがかからないように生活を見直したり、リフレッシュをして疲労を回復させてあげましょうね。
忘れっぽいHSPの対処法
話を戻して、忘れっぽいHSPの対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。
私たちが実践しているものをご紹介します。
すぐにやる
対処法に入れるのもはばかれるくらい当然のことなんですが、他のことが気になりだす前に即行動しましょう。
仕事だと順序を考える必要があったりしますが、家事や単純なことの場合は思い立ったらすぐ行動してしまう方が良いです。
メモする
これまた当たり前すぎるのですが、とにかくやることを思い出したらメモしておきましょう。
常に机の上にメモを置いておき、やらなきゃいけないことを思い出したらとりあえず書いておく。
1つ何かをやり終えるごとにメモを確認して消化していけば、やることが溜まってしまうこともありません。
自分しか見ないメモなので殴り書きでもOK!
私は彼や同僚からメモを見られてドン引かれたことがあるけどね笑
私の殴り書きは、ロシア語の筆記体並み・・・。
リマインダー機能の活用
おすすめなのが、スマホのリマインダー機能の活用。
指定の日時になると通知をしてくれるので、物忘れをかなり軽減させることができます。
仕事の場合は、スケジュールの機能を使うのもおすすめ。
スケジュールといえば会議の予定などを入れるのが一般的と思うのですが。私はTODOリスト的な使い方をしています。
やらなければならない仕事が決まった時点でスケジュールに入力しておき、1日の時間割を組む。
指定日時で通知させることで、やり忘れを防ぐことができます。
仕事でのもの忘れが不安な方は、ぜひやってみてください。
また、彼の場合は自分の心得を決まった時間に通知するようにしています。
過去に私とこのことで喧嘩をしたため、忘れないように決まった時間に通知させるようにしたのだそう。
このように家事や仕事だけでなく、自分の直したいことを忘れないようにするのにもリマインダー機能は活躍してくれます。
あらゆるところにヒントを残しておく
忙しすぎて、メモを残す余裕がない時もありますよね。
そんなときには、あらゆるところにヒントを残しておくのがおすすめ。
家事であれば必要なものを出しておいたり、仕事であれば対応しなければならないメールを開いておいたりします。
そうすることで、落ち着いたときに「なんでこれ、ここにおいてあるんだっけ?」と思い出すきっかけとなってくれますよ。
優先順位を考える
忘れないようにすることは意外と難しいです。
なので、いっそのこと優先順位をつけて、忘れていいものは忘れてしまうのも手。
何かを頼まれたりやらなければならないことを見つけたら、重要度を確認するようにしましょう。
そうやって今日やる必要のないものは後回しにすることで、重要なことを取りこぼすことがないようにできます。
共有する
自分一人で覚えていられる自信がないときは、誰かと共有しましょう。
どちらかが覚えている可能性は高いし、誰かに話すことで記憶が強化されて忘れにくくなります。
私も普段「買い出しに行ったら○○買うって覚えといて」「今日の夜、テレビですべらない話やるから覚えといて」とか、彼にいろんなことを覚えていてもらうようにお願いしてます。
自分のことになると忘れてしまうのですが、意外と恋人に頼まれたことは覚えていたりするもの。
もちろん、相手も忘れていることもあるし責めることはできませんが、一緒にいる人と共有すること、ぜひお試しください。
HSPが忘れっぽさとうまく付き合っていく方法 まとめ
冒頭にもお話したように、私たちはお互いの忘れっぽさから喧嘩になったことがありました。
家事や仕事、指摘された自分の直さなければいけない部分を忘れてしまう自分は、なんてダメな人なんだろうと落ち込んだことも。
ですが、この世に完璧な人間はいません。
完璧になろうとするのではなく、自分が完璧ではないことを受け入れたうえで何ができるのかを考えるのが大切。
そう気が付いてからは、より具体的に忘れっぽさを解決する方法に取り組むことができたり、お互い助け合おうとすることができるようになったと感じます。
私たちはHSPの自分らしい生活環境作りに取り組んでいますが、自分らしいとはこういうことなのかもと思ったり。
私たちが実践しているもの忘れ対策、ぜひお試しくださいね。
HSPについては、他にも記事を書いています。
よろしければご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。