バイト始めるのが不安…。
HSPに向いてるアルバイトってどんなものかな?
アルバイトを始めたいけれど、やっぱり不安。
いくつかアルバイトを経験してきたけれど、どれも長続きしなかった…。
そんな悩みをもっているHSPさんも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は私たちの経験からHSPに向いているアルバイトと失敗しないアルバイトの探し方をご紹介します。
- HSPに向いているアルバイトが知りたい方
- これからアルバイトを始めようと思っているが不安がある方
- アルバイトが続かない悩みがある方
HSPカップルの私たちも、学生の頃はアルバイトをいくつもしていました。
その中には傷ついてしまったり、「もうこれはできない・・・」とすぐに辞めてしまったことも。
なかにはトラウマレベルの嫌な思い出も・・・。
まだ社会に慣れていない学生が、自分に合ったアルバイトを見つけるのは難しくて当然。
アルバイト選びに失敗してトラウマを抱えてしまったり、働くことに不安を感じたりすることも少なくありません。
本来、アルバイトとは学生時代に社会経験ができる貴重な機会。
HSPが失敗しないバイト選びの方法を確認し、自分の人生に影響を与えるような素敵な経験をしましょう!
素敵なアルバイトに出会ったことで人生観が変わったり、自分が将来やりたい仕事を見つけることもあるんだよ!
みなさんには、ぜひそんな経験をしてほしいです!
僕たちの経験で、アルバイトで傷つくHSPさんがいなくなることを祈っています。
HSPに向いてるアルバイトのポイント
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
そんなHSPには、どのようなアルバイトが向いていると言えるのでしょうか。
HSPに向いているアルバイトのポイントをまとめてみました。
HSPに向いてるアルバイトのポイント
- 自分のペースで取り組める
- マルチタスクが求められない
- 同じようなタイプの人が働いている
- 性格のきつい人と関わらない
- 個人プレイが求められる
自分のペースで取り組める
HSPは、ゆっくり深く考えることが得意。
その一方で、今どうすべきなのかを一瞬で考えるのはあまり得意ではありません。
そのため、慌てて作業をしたり、臨機応変に対応することが求められる職場では力を発揮できないことが考えられます。
アルバイト先を選ぶ場合においても、
- 自分のペースで取り組むことができるお仕事
- 混み合う時間帯のないようなお店
を選ぶと良いでしょう。
マルチタスクが求められない
1つ1つに集中して丁寧な仕事をするのが得意なHSP。
ですが、いくつものことを同時進行させようとした途端、うまくいかなくなってしまうことがあります。
HSPには、いくつものことを同時進行させるマルチタスクが苦手な方が多いです。
アルバイトでは複数のことを同時進行しなければならない仕事よりも、単純な作業に集中できるような仕事が合っていると考えられます。
同じようなタイプの人が働いている
HSPが自分の力を発揮できるかどうかは、置かれた環境にかかっています。
いくら自分に向いている仕事や好きな仕事であっても、HSPが委縮してしまうような人が集まる場所では実力を発揮することができません。
いつもなら得意なことでも委縮してしまう相手の前でうまくいかなかったり、物事の本質を見抜けるからこそ思いつくアイデアも提案できなくなってしまいます。
HSPが自分の力を発揮するためには、のびのびと働ける環境が大切。
自分と同じような性格の人が多く働く職場を探してみると良いでしょう。
性格のキツイ人と関わらない
先ほどと同様に、性格のキツイ人とか関わらない仕事をおすすめします。
一緒に働く仲間はもちろんのこと、お客さんにも性格がキツイ人がいないか確認してみてください。
クレーマーに掴まるととっても大変…
接客業のアルバイトをする場合には、客層は必ずチェックしておくと良いでしょう。
個人プレイが求められる
HSPは、チームワークが求められる場面があまり得意ではありません。
HSPがチームワークが苦手なのには、
- 一瞬で自分がやるべきことを判断できない
- 気を遣いすぎて動けなくなる
- 1つのことを丁寧に取り組みすぎて、次の作業を待っている人に迷惑がかかる
- コミュニケーションがうまく取れず、勘違いされやすい
などの理由が挙げられます。
居酒屋でアルバイトをしていたとき、私だけうまく動けなくてハブられたことがあったな…。私が挨拶をしても返事をしてくれないのに、挨拶ができてないって呼び出されたりしたことも…。
そのため、HSPにはチームワークよりも個人プレイができるようなお仕事がおすすめ。
特にHSP特有の細かいところまで気が付く長所を活かし、自分の工夫が反映されるような仕事だとやる気アップに繋がります。
HSPにおすすめのアルバイト
これまで見てきたようなポイントをふまえて、HSPにおすすめのアルバイトにはどのようなものがあるのでしょうか。
私たちの経験から、
- 塾講師/家庭教師
- 本屋
- 雑貨屋
- 試験監督
- 教授・画家の手伝い
の5つをご紹介していきます。
塾講師/家庭教師
まずおすすめしたいのが、塾講師や家庭教師。
意外だと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、私が大学4年間やり続けられた唯一のアルバイトです!
私にとって大きな影響を与えてくれた経験でした。
心からやってよかったと思っているよ。
塾講師/家庭教師がHSPにおすすめな理由
- 洞察力を活かせる
- 自分のアイデアを仕事に活かせる
- 対象が生徒のため嫌な経験をすることが少ない
- 同じような考え方の仲間が多い
- チームワークではなく個人プレー
- 慌ただしい状況に基本的にならない
私の場合は特に生徒それぞれの弱点を見抜くのが得意で、一人一人に適した宿題を設定していました。
その工夫によって生徒が弱点を克服できたときには、心からやりがいを感じましたよ。
また、どうしたら生徒の理解が深められるのか、いろいろと自分のアイデアを授業に盛り込むことができたのも楽しかったです。
他のバイトがうまくいかず、自分は仕事ができないのかもと落ち込んでいたのですが、「私にも活躍できることがあるんだ!」と自信を得ることができました。
とはいえ、HSPさんの中には人前で話すのが得意ではないという方も多いと思います。
そんな方には、家庭教師や個別指導タイプの塾がおすすめ。
人前で話すのが苦手でも、HSP特有の洞察力を活かすことができますよ。
HSPさんの持つ力で、ぜひ勉強につまづいている生徒さんの力になってあげてください。
本屋
HSPには、本屋さんのアルバイトもおすすめ。
実際にはできなかったのですが、私がずっと狙っていたアルバイトです。
本屋がHSPにおすすめな理由
- 静かで刺激が少ない
- たくさんの本と触れ合うことができる
- 比較的大人しい人が働いている
- 複雑な作業が少ない
- 忙しい時間帯がない
HSPの中には読書好きの方も多く、たくさんの本に触れられるのは魅力です。
また、本好きな人が働いているため比較的大人しい人が多く、人間関係のトラブルも起きにくいように感じます。
慌ただしい中で作業するのが得意でない方は、本屋さんの中でもあまり混み合わない店舗を選ぶのもおすすめ。
本屋さんの中でも、自分と合いそうなお店を探してみてくださいね。
雑貨屋
雑貨屋さんでのアルバイトもおすすめです。
これも私は実際にできませんでしたが、ずっと狙っていたアルバイト先です。
雑貨屋がHSPにおすすめな理由
- 忙しい時間帯があまりない
- 自分と似たタイプの人と働ける
- 落ち着いた雰囲気の中で働ける
- 好きなものに囲まれて仕事ができる
- ギフトラッピングなど丁寧な仕事が評価される場面がある
雑貨屋さんにもいろいろな系統があります。
自分の雰囲気に合うようなお店を選ぶことで、似たタイプの人と仕事ができることが考えられますし、好きなものに囲まれて楽しく仕事ができますよ。
また、雑貨屋さんで必要となるのが贈り物のラッピング。
細かいことに気が付き、丁寧な仕事に定評があるHSPさんは、きっと喜ばれるはずです。
試験監督
私が実際にやってみておすすめだったのが、試験監督。
資格試験や高校生などの模試、英語検定や日本語能力検定などの試験の運営を行います。
試験監督とはいっても、案内係など他の仕事を頼まれることもあります。
試験監督がHSPにおすすめな理由
- 基本的に個人プレイ
- 派遣のため一緒に働く人がその都度変わる
- 忙しくならない
- 静かな中で仕事ができる
- 教育関係者が多い
派遣型のため当日会場に行って、担当業務が発表されます。
個人もしくは2,3人のチームで業務を行うことが多く、チームワークはそこまで求められません。
他の働いている方は学生よりも大人が多い印象で、本業が塾講師の方などが多いです。
気さくで面倒見の良い方が多く、話しやすい方ばかりでした!
はじめに試験の注意事項を説明する必要があるので、人前で話すのが苦手な方には難しいかもしれません。
ですが、試験中は不正行為がないかの見守りや時間管理が基本業務となるので、落ち着いて仕事ができますよ。
慌ただしい中で仕事するのが苦手な方には、おすすめです。
教授・画家の手伝い
あまり募集がないとは思うのですが、大学の教授や知り合いの画家さんの手伝いをしていました。
大学教授の手伝いでは、教授が監修しているプロジェクトに参加している学生のレポート取りまとめなどの事務作業。
知り合いの画家さんの手伝いでは、デッサンのモデルとなったり、絵画教室の運営を手伝ったりしました。
大学教授の手伝いは、たまに募集があります。ゼミの教授に相談してみると良いかも!
教授・画家の手伝いがHSPにおすすめな理由
- 他の人が体験したことのない経験ができる
- 実際の仕事に近い経験ができる
- さまざまな人の考え方が学べる
- 融通が利く
教授や画家さんのお手伝いをしていて一番よかったなと思えたのが、考え方を学ぶことができたこと。
この人はスゴイ!と感じた人のもとで働いていると「なるほどな」と思えることがたくさんあります。
そこで学んだことが、自分の人生に大きな影響を与えることだってありますよ。
私は特にメンタルがボロボロな時期に、このお仕事をしていたので心を回復させるのにとても効果がありました。
画家さんにつらかった経験を話したとき「いくらひどいことをされても、相手の不幸を願ったり危害を加えちゃダメ。いずれ罰が下るから大丈夫。あなたが汚れたらいけないよ」と言ってくださったことがずっと心に残っています。
HSPさんには私のように、自分が尊敬できる人のもとで働く経験を積むと良いのではないかと感じます。
HSPにおすすめできないアルバイト
次に私たちの経験から、HSPにおすすめできないアルバイトをご紹介します。
みなさんが応募しようとしているアルバイトが、これらの条件になっていないか確認してみてくださいね。
HSPにおすすめできないアルバイト
- 居酒屋
- カフェ
- フードコート
- ピッキング作業
居酒屋
時給も高く、みんなでワイワイ仲良く働いているイメージのある居酒屋。
当時自分がHSPだなんて知りもしなかった私は、他大学にも友達ができたら嬉しいなと思いつつ応募。
人が足りなかったこともあり、即採用でした。
ですが、そこから怒涛の日々でした・・・。
おすすめできないポイント
- 居酒屋は刺激が多すぎる
- 面接で陽気な人に見えた店長が意外と怖かったりするのは居酒屋あるある
- 居酒屋で働く人はイケイケな人が多い
- 忙しくても動ける人に向いている
- チームワークが苦手な人には難しい
お酒やたばこの匂い、騒音で刺激だらけで疲れてしまうし、忙しくなると何からやったらいいのかわからなくなってパニックを起こす。
面接のときに面白くて優しかった店長はミスをするとすごい形相で怒鳴ってくるし、だいぶタイプが違う他のバイト仲間とは仲良くなれませんでした。
店長が怖くて辞めることもなかなか言えず、辛い気持ちのままズルズルと続けてしまいました・・・。
自分と合っていない場所でアルバイトするのは大変です。。。
カフェ
おしゃれなカフェでのアルバイトは、誰しも憧れますよね。
まったりした雰囲気の店内で店長も優しそうで、「ここなら頑張れそう!」と思っていました。
おすすめできないポイント
- カフェもランチ時は混んでしまうことも!
- 細かい作業を慌ててできない人には辛い
- カタカナが苦手な人には厳しい
- 店内の雰囲気が穏やかだからといって穏やかな性格の人が働いているとは限らない
- 女性が多い職場なので女性が苦手な人には向かないかも
始めてみたらランチの時間は激混み。
日替わりメニューの名前が難しくて覚えられないし、慌ててドリンクメニューを作るのも難しい。
全く動けていない私は先輩のお姉さんの目の敵になってしまい、逃げるように辞めることになりました。
ちょっと怖いお姉さんがいがちなのも、カフェのアルバイト。
フードコートの飲食店
ホールがある飲食店は忙しくなるからと思い、フードコートの飲食店に応募。
ですが、実際のところホールあるないに関わらず忙しさには変わりがありませんでした。
おすすめできないポイント
- 料理の調理と提供とレジ打ちまで1人でしないといけないプレッシャーがある
- 注文を受けたり料理を調理するバランスの調整が難しい
- 覚えることが多い
- そのお店のフードコートに行けなくなる
むしろ店舗が小さい分料理の調理と提供とレジ打ちまで1人でしないといけない日もあり、居酒屋よりも大変な面も。
バランスを見て注文を受けたり調理をしたりする必要があるため、バランス力が求められます。
レジ打ちや調理担当など明確に分かれていないお店も多く、手が足りないところを見つけて行動しないといけないのがきつかったです。
一緒に働く人は学生バイトの入れ替わりが激しく、パートやフリーターの女性が多い印象。
普段は明るいですが陰口を言われてしまうことも・・・。
フードコートでは臨機応変に動けることが求められます。僕は苦手でした。
HSPに向いてるバイトの探し方
では、HSPが自分に向いているアルバイトを見つけるにはどうしたら良いのでしょうか。
HSPが自分に向いているバイトを見つけるための3ステップを紹介します!
HSPが自分に向いているバイトを見つけるための3ステップ
- 信頼できる人に相談してみる
- 求人情報サイトで探す
- シフトに入りたい時間にお店に訪れてひたすら観察
STEP1. 信頼できる人に相談してみる
まずやってみてほしいのが、信頼できる人に相談してみること。
アルバイトを探しているのだけど、自分にはこういう不安があって…というのをできるだけ具体的にお話してみてください。
信頼できる人であれば、一緒におすすめのアルバイト先を考えてくれるはず。
求人情報サイトを見ても、信じられる情報なのか不安に感じるときがありますよね。
ですが、信頼できる人からの情報なら安心できるのではないでしょうか。
それに、人に相談することで、求人情報サイトには載らないような紹介で募集しているバイト先を見つけることもできます。
私がやっていた教授や画家さんの手伝いはまさにコレ!
HSPさんに合っているのは、求人情報サイトで見つけるアルバイトよりも紹介で人を集めているようなところのように感じます。
STEP2. 求人情報サイトで探す
信頼できる人に聞いても良さそうなところがなかった…という方は、求人情報サイトから探してみましょう。
求人情報サイトはいろいろなものがありますが、どのサイトが優れているということはありません。
できるだけ多くのサイトを確認して、自分と合っているアルバイト先がないか探してみるのが良いでしょう。
私のおすすめは、ジョブリンクワーク。
地方求人も多く、知名度が低い分隠れた優良求人があることも。
仕分けや品出しなどのHSPさん向けのお仕事も多く紹介されている印象です。
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また、HSPさんには単発バイトもおすすめ。
苦手な人がいたりしんどい仕事が続くと精神的に参ってしまいますが、1日で終わるならなんとか耐えられそうですよね。
それはそうなんだけど、そんな単発のアルバイトって簡単に見つからないし…
実は、今ではそんなことないんです!
単発バイトやスキマ時間のアルバイト探しには、シェアフルがおすすめ。
学生さんって授業の空きコマがあったり、サークルまで空き時間があったり、微妙なスキマ時間がたくさんありますよね。
そんなスキマ時間を価値あるものにしよう!というのがシェアフルの考え。
事前にアプリで空き時間を登録しておくだけで、近くで働けるおすすめの仕事を紹介してくれるんです。
履歴書不要で、応募するだけで簡単に働けます♪
シェアフルを運営するシェアフル株式会社は、ここ最近2019年に設立された会社。
学生のスキマ時間を価値に変えるという考え方が画期的だと大注目されています。
これからはスキマ時間を活用して働くのが当たり前の時代になっていくかも!?
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STEP3. シフトに入りたい時間にお店に訪れて観察
求人情報サイトで良さそうなバイト先を見つけた!さぁ応募だ!
と、言いたいところですが、ちょっとストップ!
応募してしまう前に何回かお店に通ってみて、自分が働けそうなのか確認しておきしょう。
確認しておきたいところ
- 働いている人はどんな人か
- どんなお客さんがきているか
- どんな仕事をしているか
- どんな風に仕事を回しているのか
- 混み具合はどうか
以上の5点を確認しておくと、安心して応募できるのではないでしょうか。
特に自分がシフトに入れる時間帯の様子を見ておくことが大切です。
「自分が同じように働けるのか」という視点を持って、観察してみましょう。
求人情報サイトに書かれている内容が絶対に正しいとは言い切れません。
まずは自分の目で確認することをおすすめします。
「アットホームな雰囲気の職場です」は当てにならないのでご注意を!
HSPがバイト探しをする際の注意事項
最後に、HSPがバイト探しをする際の注意事項をご紹介します。
HSPがバイト探しをする際の注意事項
- HSPに向いてるアルバイトなら絶対に大丈夫というわけではない
- 時給が低いアルバイトが多く、ダブルワークが禁止なところも
- 単純作業は一緒に働く人が合わないことがある
- アルバイトで辛い経験をする必要はない
HSPに向いてるアルバイトなら絶対に大丈夫というわけではない
先ほどまでHSPに向いているアルバイトを紹介してまいりました。
ですが、HSPに向いているアルバイトなら絶対に嫌な経験をしないとは言い切れません。
なぜなら、HSPにもその強弱や性格により違いがあるため一概に言えないからです。
例えば、試験監督のアルバイトは私にとってはすごく楽しい経験でしたが、人前で話すのが苦手な彼にとってはあまりよくなかったそうです。
このように、私と彼でも違いがありました。
ですので、HSPに向いているアルバイトなら絶対に大丈夫というわけではないと覚えておいていただきたいです。
その代わり、HSPに向いてるアルバイトの条件やHSPに向いていないアルバイトは存在すると感じます。
私たちの経験談を活かして、自分に合っているアルバイト探しをしてみていただきたいです。
時給が低いアルバイトが多く、ダブルワークが禁止なところも
実は、HSPにおすすめのアルバイトは時給が低いものが多いです。
その上、最低勤務数が週4以上だったり、いくつかのアルバイトを掛け持ちするダブルワークが禁止だったりと条件が厳しいところもあります。
それで本屋さんや雑貨屋さんのアルバイトができなかったんです…。
時給が高いアルバイトは居酒屋やファストフード店など、HSPにはなかなか難しいものばかり。
そういった時給の良いアルバイトができないHSPは、私のようにいくつものアルバイトを掛け持ちする働き方が主流になるのではないかと思います。
うっかりダブルワーク禁止のバイトを始めてしまうと、その後経済的に苦しくなる可能性がありますので注意しましょうね!
単純作業は一緒に働く人が合わないことがある
よくHSPにおすすめのアルバイトとして、スーパーの品出しやピッキング作業も紹介されています。
たしかに、単純作業で接客もないためHSPには向いているように思えるのですが、一緒に働く人があまり合わないことが多いです。
私も一度だけ派遣でピッキング作業のアルバイトをしたことがあるのですが、一緒に働く人が合わな過ぎて二度とやらないと決めました。
場所にもよると思いますが、私が行ったところはすごく居心地が悪かったです。私が知らずに、おばさんグループが使っているスペースでお弁当を食べてしまい怒られてしまいました…。
もちろん、仕事内容も大切ですが、一緒に働く人の雰囲気がよくないと精神的にダメージを食らいます。
どんな人が集まりやすいのかも考えて、バイト選びをする必要がありそうです。
アルバイトで辛い経験をする必要はない
よく「アルバイトで接客業は経験した方が良い」だとか、「社会経験としてつらい経験をしておいた方が良い」だとか言う声も聞きますが、全くそんなことはありません。
嫌な経験はしない方がいいし、アルバイトでついた傷はその後にトラウマとして深く残ります。
アルバイトの大前提は、お金を稼ぐこと。
社会経験は、あくまでその次。
もしもみなさんがアルバイトをしていて嫌な思いをしたら、躊躇せずに辞めてください。
「こんなことですぐ辞めたらいけないんじゃないか」
「逃げ癖がついてしまうんじゃないか」
そんな心配は無用です。
汚い大人はそのような純粋な学生さんの気持ちを利用してきます。
アルバイト先の店側も学生さんも、ともにwin-winの関係で働くことができる職場はたくさんあります。
危険なアルバイト先からは、すぐにでも逃げ出しましょう。
私もアルバイトが続かず、自分は社会不適合者なのじゃないかと不安になったことがありました。でも社会人になってから、辞めずに同じ会社に勤められています。アルバイトをすぐ辞めても逃げ癖はつかないし、辞めることを悪いことだと思う必要はありませんよ。
HSPに向いているアルバイトの条件:まとめ
アルバイトに不安をもっているHSPさんに向けて、HSPに向いているアルバイトと失敗しないアルバイトの探し方をご紹介してまいりました。
HSPに向いているアルバイトの条件
- 自分のペースでできる
- マルチタスクが求められない
- 同じようなタイプの人が働いている
- 性格のきつい人がいない
- 個人プレイが求められる
具体的なアルバイトとしては、
- 塾講師/家庭教師
- 本屋
- 雑貨屋
- 試験監督
- 教授・画家の手伝い
を紹介しました。
また、失敗しないアルバイトの探し方として、
HSPが自分に向いているバイトを見つけるための3ステップ
- 信頼できる人に相談してみる
- 求人情報サイトで探す
- シフトに入りたい時間にお店に訪れてひたすら観察
の3ステップを紹介しました。
アルバイトの一番の目的は、お金を稼ぐこと。
もし自分に合わないと思ったら躊躇せずにどんどん変えてよいと思います。
せっかくの学生時代の貴重な時間を、嫌なアルバイトに割いてしまうのはとてももったいありません。
みなさんが自分に合ったアルバイト先に出会い、自分の人生に良い影響を与えるような経験ができることを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。