毎日の電車がしんどい・・・。なんとかならないかな?
HSPが共通して苦手だと感じるものの1つに、電車があります。
移動手段とはいえ、閉鎖された空間。
HSPがストレスに感じることも多いです。
そこで、HSPが電車を快適に過ごす7つのコツをご紹介します。
みみこ
- HSS型HSP×HSPの繊細カップル
- 特に彼が電車嫌い
- 境遇を活かして、HSPについて考察した内容を発信中
私たちも、あまり電車が得意ではありません。
特に学生時代に電車通学をしていた彼は、通学の時間がとてもしんどかったんだとか。
いろいろなことが気になってしまい、降りるころにはどっと疲れていました。
ですが、今回ご紹介する内容を実践するようになってからは、だいぶ気持ちが楽になったそうです。
ただでさえ、日常生活でストレスを感じやすいHSP。
電車のストレスを減らして、元気に1日を過ごせるようになりましょう!
みなさんの快適な通勤通学のためになったら嬉しいです。
HSPが電車を苦手だと感じる理由
まずは、HSPが電車を苦手だと感じる理由を確認してみましょう。
他人が気になってしまうから
HSPが一番苦痛に感じるのが、他人が気になってしまうことではないでしょうか。
他人の視線が気になったり、話し声がうるさく感じたり、マナーの悪い人を見て嫌な気持ちになったり・・・。
また、周囲から自分がどんな風に見えているのか気になってしまうことも。
例えば、席を譲るべきかそうでないか微妙な方が近くにいた場合。
席を譲るべきか、譲るのも失礼になるんじゃないか(たまに怒る方もいらっしゃいますよね)迷って疲れてしまいます。
それにこうやって迷っている間にも、周囲は自分のことを「席も譲らないマナーの悪い人」と思ってるんじゃないかと心配になってしまうことも。
他人に気を遣うばかりに何が最善かわからなくなり、頭の中でプチパニックが起きることも少なくありません。
どこを見ていたらいいかわからないから
向かい合わせに座るタイプの電車に乗る際、向かいの人が気になってしまいませんか?
また、混み合って自分が座っている席の前に人が立ったり、逆に誰かの前に立たなければならないとき、どこを見ていたらいいのかわからなくなります。
スマホを見たり視線を別のところに移すこともできるのですが、どうしても近くの人が気になってしまいます。
そんな風に「見てはいけない」「視界に入れないようにしなきゃ」と一生懸命になることに疲れを感じます。
人混みになるから
HSPはそもそも人混みが苦手な人が多いです。
そのため、満員電車は苦痛でしかありません。
他人が近くにいるだけでストレスを感じるのに、空気の汚さ、暑さ、体臭などの刺激を過敏にキャッチして一気に体調を崩してしまいます。
トイレに行けないから
HSPの中には過敏性腸症候群を伴っている方もいます。
過敏性腸症候群は大腸に腫瘍や炎症など症状の原因となるような病気がないにも関わらず、おなかの調子が悪く痛みが続いたり、便秘や下痢などの症状が数ヵ月以上にわたって続く消化管の機能障害の疾患。排便することで楽になる腹痛と、下痢や便秘などの便通異常が主な症状である。ストレスが症状を悪化させる要因の1つと考えられている。
Doctors files 過敏性腸症候群(IBS) https://doctorsfile.jp/medication/40/
電車の中ではすぐにトイレに行くことができません。
下車することさえ難しい満員電車であれば、なおさらそうです。
そのようなトイレに行けない状況がストレスになり、腹痛が起きてしまうのです。
トイレのことを考えないようにしようと思えば思うほど気になってしまうので困ったものです。
僕は電車通学をしていたころ特にトイレに行けないのが悩みでした。今でもトイレに行けない状況になると不安でいっぱいになります。
HSPが電車を快適に過ごす7つのコツ
では、HSPが電車を快適に過ごすためにはどうしたら良いのでしょうか。
以下の7つのコツをご紹介します。
イヤホンで聴覚を遮る
既にされている方も多いと思いますが、イヤホンで好きな音楽を聴いて聴覚をシャットアウトしましょう。
好きな音楽を聴くことで騒音も遮ることができますし、テンションが上がらない通勤時に気分をあげることができます。
人気のワイヤレスイヤホンやAirPosを使用しても良いのですが、満員電車の中で落とす恐れがあるので気を付けましょう。
また、いきなりBluetoothの接続が切れて、iPhoneから音楽が流れだす可能性もありますのでご注意ください。
自分の気持ちが安らぐものを用意しておく
HSPにとってストレスの多い電車。
電車に乗る前に自分の気持ちが安らぐものを用意しておくとよいでしょう。
しんどいなと感じた時、好きなアロマをつけたハンカチを嗅ぐと落ち着いた気持ちになれます。
私のおすすめは、ラベンダーの香り。
ラベンダーの香りにはリラックス効果があると言われています。
自分が正常じゃないなと感じた時にラベンダーの香りを嗅ぐと、落ち着いた気持ちになれますよ。
また、好きな飲みものを飲むのもおすすめ。
電車内は揺れるので、なるべくペットボトルのものが良いと思います。
また、現在では当たり前のようにみなさんつけていると思いますが、マスクも周囲の匂いや気持ち悪さから自分を守ってくれるアイテムとなります。
ドア近くの席を選ぶ
座席選びにもポイントがあります。
HSPはもしものときにすぐに下車できるように、ドア近くの席を選ぶようにしましょう。
特に一番隅の席は片方の隣がいなくて気が楽です。
ドアから見える景色を楽しむこともできるし、おすすめの席です。
混み合う時間をずらす
電車が混み合う時間帯をずらすことも大切になってきます。
早起きして空いてる時間の電車に乗り、会社近くのカフェで時間を潰してから出勤するなどの工夫ができます。
ただカフェで時間を潰すだけなのももったいないので、その時間を使って読書をしてみたり、資格の勉強を始めてみても良いかと思います。
そうやって満員電車を回避するだけでなく、余った時間を自分のためになることにつかってみてはいかがでしょうか。
時間に余裕を持つ
HSPが電車を利用する場合には、時間に余裕をもって行動するようにしましょう。
突然電車が止まってしまう可能性もありますし、お腹が痛くなって途中で下車する可能性もあります。
どんなトラブルが起きても遅刻したり慌ててしまうことがないよう、電車で移動する日には時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
特に田舎では電車が30分に1本だったりするので、時間に余裕をもって行動することはマストです!
スマホをのぞき見できないようにする
電車で自分の世界に没頭するのにおすすめなのは、スマホを見ること。
ですが、私は周囲の人にスマホを覗かれているのではないかと気になってしまうことがあります。
別に見られて困るようなものを見ているわけではないのですが、見知らぬ人が自分のスマホを見ているのが気持ち悪いと感じます。
そこでおすすめできるのが、のぞき見防止フィルム。
強化ガラスでできているものもありますので、スマホの画面保護にもなりますよ。
すぐに慣れてしまうとは思いますが、自分の画面の見え方も少し変わりますので使用感を確かめてから購入しましょうね。
お金をかけたくない人は、自分のスマホの画面を最大まで暗くするのもおすすめ。
自分の目にも優しくなりますよ。
トイレを済ませておく
電車に乗る前には必ずトイレを済ませておきましょう。
トイレを済ませておかなかったことで、電車の中で「トイレに行きたくなったらどうしよう」という不安に陥る可能性もあります。
また、もしものときのために下痢止めを持参しておくこともおすすめします。
何度僕もゲリポテーションしたいと思ったことか!
ゲリポテーションを知らない人は、見てみてね!サバンナ高橋さんの表情がすごい切羽詰まってるなぁ・・・
それでも電車が耐えられないHSP
ここまでご紹介してきたコツを試してもやっぱり電車での通勤通学がつらい。
そんな人はいっそのこと電車通勤の必要ない仕事へ転職したり、引っ越してしまうのも手です。
私が住んでいる田舎は、移動手段は車がメインで電車はあまり使用しなくても済みます。
電車が苦手なHSPには、都心部よりも地方の方が合っているのかもしれませんね。
HSPが電車を快適に過ごす7つのコツ まとめ
電車が苦手なHSP向けに、快適に過ごすコツをご紹介してまいりました。
私はHSPが電車を苦手に感じる一番の理由は”不安”だと考えています。
「他人にマナーの悪い人に見られたらどうしよう」
「空気が気持ち悪い」
「トイレに行きたくなったらどうしよう」
こういった不安がHSPが電車をつらいと感じてしまう原因。
そうであれば、とにかく不安を解消してあげるように心がけることが大切。
HSPは不安を払拭し安心が得られれば、電車を快適に過ごすことができます。
HSPが電車での通学や通勤をするのは、とてもしんどいことだと感じます。
みなさんが少しでも快適さを手に入れられるよう、本記事を参考に努力してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。