朝の満員電車。職場での人間関係。仕事のプレッシャー。世間の目。
外の世界はさまざまなストレスが溢れています。
そんなストレスから自分を守ってくれるのは、間違いなく自宅ではないでしょうか。
おうちに帰った瞬間、ホッと気が抜ける。
昼間どんなことがあってもここに戻ってこれば大丈夫だと思える。
大好きなインテリアや雑貨に囲まれて、部屋を眺めているだけで気分が上がる。
そんなお部屋、いわば”自分だけのお城”を持つことでHSPは心強くいられます。
最近私は結婚をきっかけに引っ越しをしました。
これまで彼と同棲していた部屋は思い出いっぱいですが、妥協していたこともたくさん。
今回は私たちが意識した『妥協しない自分だけのお城作り』のポイントをご紹介していきます。
- 毎日疲れきっている
- 出かけるよりおうちにいる時間が長い
- お部屋を落ち着く空間にしたい
- HSPが落ち着けるお部屋作りのポイントが知りたい
お城は安心できる場所につくりたい
まず重要になるのがエリアの選択です。
いくらお部屋の中が安心できるものでも、そもそもの立地が悪ければ落ち着くこともできません。
私たちが重要視したのは、以下の点でした。
- 自然災害の影響を受けない(津波、川の氾濫、土砂崩れなど)
- 職場や生活圏から離れすぎない
- 嫌悪施設が近くにないこと(お墓、火葬場など)
- 治安が悪いエリアではないこと
自然災害はもちろんのこと、周辺の治安は絶対に確認しておきたいポイント。
実際に足を運んでみて、防犯対策として設置されている青い電灯のある場所が近くにないか、痴漢や自転車泥棒を抑制する看板がないかなど確認してみてください。
身近に地元の人がいれば、住みたいエリアの評判を聞いてみるのも有益な情報が得られそうです。
また、職場や生活圏から離れすぎないのも重要。
家賃やオプションに惹かれて、生活が苦になる場所を選んでしまわないように注意しましょう。
自分だけのお城に必要なこと
安心できて生活圏から離れていなければ、どこでもOKというわけでもありません。
エリアが決まったら、いよいよ次はお部屋探しです。
自分だけの安心できる部屋に求める条件は人それぞれですが、繊細夫婦の私たちは以下を基準にしてお部屋探しをしました。
- 騒音が気にならない構造
…木造は足音が気になりすぎる - 築年数が古すぎない
…虫が出てくる可能性が高い - 生活の負担にならない家賃
…条件を見ながら家賃が高くなりすぎないように注意 - 1LDK以上の間取り
…それぞれ別の部屋で過ごせるようにしておく - 陽当たりが良い
…メンタルを健全に保つには陽当たりは重要 - 都市ガス(プロパンガスの場合はIHコンロが置けるキッチン)
…都市ガスが圧倒的にガス代が安い
隣人の足音や話し声なんて対して気にならないように思いがちですが、毎日の生活となるとそうでもありません。
小さなストレスが溜まり続けていくとお部屋が自分を守るスペースではなくなってしまいます。
大切なのは、無理なく生活を続けられる部屋なのかということ。
経済的な事情も、健康上の都合もクリアできているのか確認してみてほしいです。
お城に置きたい仲間たち
ここなら自分が安心できるお城を築ける!
そんな場所が見つかったら、次はお城に置く仲間たち(雑貨やインテリア)を考えていきましょう。
私たちがHSPにおすすめしたいお部屋作りのポイントは以下の通り。
- 心と身体にやさしいものを選ぶ
- 素材にこだわる
- 機能性を重視する
- ”好き”を思いっきり詰め込もう
心と身体にやさしいものを選ぶ
普段ついつい自分のことを後回しにして、他人を優先してしまうHSPさん。
だからこそ、おうちに帰ったら自分にやさしいアイテムで自分を甘えさせてほしい。
家具やインテリアを選ぶときは、なるべく刺激的な色を選択しないのがベスト。
北欧系やナチュラル系でお部屋をまとめると安心できる空間を作ることができるでしょう。
そんなHSPが安心できる部屋をつくるのにおすすめしたいのは、ペンダントライトです。
HSPには部屋中が均等に明るい部屋よりも、部分的に明るさがあって暗めの部屋の方が心が落ち着きます。
ペンダントライトは光が広がる範囲が狭いので、適度な明るさの部屋を作りやすい。
また、天井に直に取り付けるタイプのシーリングライトと違って、電球の色が選べるのもポイント。
白に近い昼白色よりも、オレンジがかった蛍光色の方がリラックスできる雰囲気を作ることができておすすめ。
我が家で使っているのは、こちらのホーローでできたペンダントライト。
ホーローの素材感がとっても可愛いので、グッとお部屋をオシャレな空間にしてくれます。
照明の広がり方がやさしいのも魅力的。
仕事で嫌なことがあっても、ライトをつければホッと心が落ち着きます。
また、家具も直線的なデザインより丸い曲線を意識したものを取り入れるとやさしい空間を作れます。
例えば、こんな丸いダイニングテーブルはいかがでしょうか?
ブログ名の通り、私は丸いデザインが好きです…!
素材にこだわる
細かい部分にまで目が行き届くHSPにこそ、インテリアには素材にこだわりたい。
正直、価格が安くて”それっぽい”ものはたくさんあります。
でもそれっぽいものはダメになるのが早かったり、すぐに飽きてしまいます。
リネンやコットンなど自然素材で作られたものを選んでみたり、ハンドメイド作品を購入したり。
デザインだけでなく素材にまでこだわっているものを選ぶと満足感が得られるのではないでしょうか。
特に自然素材を取り入れやすいのはカーテンです。
リネンカーテンを購入しても良いのですが、気に入るデザインが見つからないこともあるのではないでしょうか。
そこで、おすすめなのがカーテンクリップ。
このカーテンクリップで布を挟み、カーテンレールに取り付けるだけでカンタンにカーテンを自作できます。
誰とも被らない自分だけのカーテンは理想の部屋を作るのに必須ではないでしょうか。
色はアンティークゴールドが馴染みやすくておすすめです!
機能性を重視する
ただ見た目が満足していればいいというわけではありません。
やはり大切なのは機能性。日々の生活に寄り添ってくれるアイテムを選びたい。
特に家電はデザイン以上に機能性を重視することをおすすめします。
疲れやすいHSPにこそ、家事は便利家電にとことん頼ってほしいです。
共働き&疲れやすい私たちは、ルンバと食洗機と協力して家事を分担しています。
下記で、詳しくご紹介しています。
”好き”を思いっきり詰め込む
最後はやっぱり”好き”を思いっきり追求してほしいです。
好きという気持ちは何よりも気分を上げてくれます。
私のお気に入りアイテムは、ケーブル網み柄のブランケット。
厚手のブランケットはあっても、春や夏に小寒いときに使えるブランケットはなかなかないですよね。
ソファにかけてマルチカバーとして使うのもおすすめです。
他には、レトロな雰囲気漂うキッチンスケール。
画像と同じミントグリーンを使っているのですが、この子があるだけでキッチンが華やかになります。
同じDULTONのタイマーと一緒に使うと、さらにかわいいキッチンが作れますよ!
好きを詰め込むとはいえ、素敵な家具やインテリアは値段が高いことも多いですよね。
そこで、私がおすすめしたいインテリアショップがLOWYA。
比較的お求めやすい値段で、かわいい家具やトレンドのアイテムを購入できます。
雑誌やネットでこんなアイテムが欲しいと思ったら、まずはLOWYAに似た商品がないか探してみてほしいです!
\欲しい家具を見つけたら、まずはチェック!/
私はLOWYAのテレビ台が気になってます!
まとめ:”自分だけのお城”を作るポイント
HSPが自分の部屋を、安心できる場所 ”自分だけのお城” にする方法をご紹介してまいりました。
仕事に勉強に人間関係に、何にでも全力で一生懸命なHSP。
いつも他人を優先して、自分を後回しにしてしまうからこそ、おうちでは一番の存在でいてほしい。
「どんなにつらいことが起きてしまっても、ここに帰ってこれば私は大丈夫。
そう思える部屋がHSPには必要です。
これからもHSPが自分らしく生きていけるように、自分だけのお城作りに取り組んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。