やば!取引先でトラブル発生してる!
早く対処しないとまずいのに、なんだか頭がボーっとしちゃう…。
トラブルが発生したり、不安を感じた直後に眠気を感じることってありませんか?
嫌なことがあると眠くなる現象に悩んでいる方は、意外と少なくないようです。
そこで今回は、嫌なことがあると眠くなる現象の原因と対処法についてご紹介します。
みみこ
- HSS型HSP
- アラサーの事務系OL
- HSPの彼と繊細さん同士で同棲しています
- 境遇を活かして、HSPについて考察した内容を発信中
私自身も、おもしろいくらいに嫌なことがあると眠くなってしまいます。
それまで元気だったのに、嫌な知らせを聞いた途端に頭がボーっとして眠くて眠くていられなくなってしまうのです。
ですが嫌な知らせを聞いた後、いつも仮眠が取れる状況とは限りません。
仕事中の場合は事後対応をしなければならないことも多く、頭が働かない中で動くのはなかなか苦痛。
そんな風に長い間、嫌なことがあると眠くなる現象に悩んでいた私。
「この眠気なんとかならないかな?」とあれこれ実践するようになった結果、今では嫌なことがあって眠くなってもしっかり頭を働かせられるようになりました。
嫌なことがあっても、どうしても頑張らなくちゃいけないときってありますよね。
そんなときも眠気に邪魔されず、全力が出せるようになりましょう!
私が実践している対処法、ぜひお試ししてみてほしいです!
嫌なことがあると眠くなる
私が嫌なことがあった後に眠くなる現象に気が付いたのは、だいたい中学生くらいの頃。
当時からうまく人間関係を築けなかった私は、よく同級生に嫌なことを言われて落ち込んでいました。
腹が立つ気持ちはあるけれど、気が弱くて言い返せない…。
そんなモヤモヤを抱えていると、必ず眠気が襲ってきました。
ですが学校で眠るわけにもいかず、放課後までなんとか我慢。
家に帰ってすぐに死んだように眠っていました。
嫌なことがあったあとは授業にも部活にも集中できなくて、ずっとそのことばかり考えていたな。
大人になった今でも、嫌なことの後に眠くなる現象は続いています。
例えば、
こんなときに眠気を感じます。
職場で大きな出来事があったときには、泣きながら会社を早退して、家で爆睡してました。
嫌なことがあると眠くなるって病気なの?
私のように嫌なことがあると眠くなってしまう人は、意外と少なくないようです。
Twitterで「嫌なことがあると眠くなる」と検索してみると、
嫌なことがあると異常なくらい眠くなって、寝ても寝ても寝足りないのって自分だけ?
嫌なことがあると眠くなる。起きたら夢だったらいいのに。
というような声が多数ありました。
嫌なことがあると眠くなるのは、なにかの病気ではないかと心配な方もいらっしゃるかと思います。
ですが、病気というわけではなく体質の一種のようです。
ストレス耐性やストレスへの反応は、個人差があります。
嫌なことがあると眠くなってしまうのは、自分だけではないので安心してくださいね。
ただ、嫌なことが続くことでうつ病や自律神経失調症を発症してしまう可能性はあります。
眠気を感じるほどの強いストレスがかかる状況が続くようであれば、環境を改善する努力をしたり、一度医者に診てもらいましょう。
嫌なことがあると眠くなる原因
では、嫌なことがあると眠くなる原因は何なのでしょうか?
私はこれまでの経験から、以下の3つだと考えています。
キャパオーバーになるから
スマホやPCでもいくつものブラウザを立ち上げていたり、複数の操作を同時に行っているとフリーズを起すことがありますよね。
私たちの頭も同じ。
いくつもの出来事が起きることでキャパオーバーし、フリーズを起してしまうのです。
脳のキャパシティは、人によって異なります。
ある程度のことなら簡単に処理できてしまう人もいれば、傍から見れば些細だと思えることでもキャパオーバーになってしまう人も。
また、置かれた環境によっても変わってくるでしょう。
普段ならなんてことないことでも、何かほかに悩みごとがあったりするとキャパオーバーになることもあります。
嫌なことがあると眠くなってしまう人は、他のことで脳がいっぱいになっているのかもしれませんね。
僕もすぐ頭の中がいっぱいいっぱいになっちゃう。
状況を整理するのにエネルギーがかかるから
みなさんは難しい本を読んでいて眠くなってしまったり、難しいテーマの講義を受けていて眠くなったことはありせんか?
人は複雑な内容を理解しようとすると、とても大きなエネルギーがかかります。
嫌なことがあったときも同じ。
こんな難しいことを短時間で考えようとしたら、脳が疲れてしまうのは当然。
状況を理解しようとするのにエネルギーがかかり、エネルギー切れを起して眠気が襲ってしまうのだと考えられます。
よく考えたらこんな複雑なことを短時間で考えようとしているのか!それは眠くなって当然なのかも…。
ストレスから逃れようとする防衛機制
人間がストレスを軽減するために行う行動として、心理学に防衛機制というものがあります。
もともとフロイトが提唱したものであり、その行動には以下の11種類があります。
嫌なことがあると眠くなってしまうのは、これらのうちの「逃避」の行動パターンに近いです。
逃避には、
の3つがあります。
嫌な現実から目を背け、眠るという別の行動をしてしまう。
嫌なことがあると眠くなるのは、そのなかでも「現実逃避」に近いと考えられます。
心理学的によくある行動だということだね!
嫌なことがあると眠くなる対処法
嫌なことがあると眠くなるのには、3つの理由があることがわかりました。
では、嫌なことがあって眠くなってしまうときの対処法にはどんなものがあるのでしょう。
私から
の4つを提案します。
短い仮眠をとる
本当のことを言うと、強い眠気が来たときは欲求に逆らわずに眠ってしまうのが一番良いです。
とはいっても、仕事中だったり眠れる環境にないことも多いでしょう。
そんなときは短い仮眠をとるのをおすすめします。
休憩時間があれば10~15分。
休憩時間が取れない場合は、トイレなど静かな場所で1分ほど目をつぶるだけでも休息になります。
短い時間であっても効果は絶大。
頭がすっきりして、気持ちも落ち着きます。
強いストレスで眠気を感じた時は、ぜひ実践してみてください。
自分の心を落ち着かせる
嫌なことがあると眠くなってしまうのには、キャパオーバーになってしまうからだとお話しました。
嫌なことがあって慌ててしまうと、どんどん心に余裕がなくなってしまいます。
急なトラブルが起きたときこそ、まずは自分自身のケアを優先してあげてください。
先ほど紹介した1分間の仮眠でも良いです。
コーヒーを飲んだり、ちょっとしたお菓子でエネルギーを補給するのも良いと思います。
自分自身の心を落ち着かせてから対処するようにしましょう。
また、「わたし今、いっぱいいっぱいになっちゃっているな」と自分を客観視するのもおすすめ。
自分のことを冷静に分析することで、気持ちを落ち着かせることができます。
好きなアロマを嗅いだり、リラックスできるものに頼るのもおすすめですよ!
普段からストレスを溜めない工夫をする
悩み事や不安の多い人は、急なトラブルでキャパオーバーになってしまいやすいです。
普段からストレスを溜めないような工夫をしておく必要があります。
まず大切にしてほしいのが、食事、睡眠、運動などの基本的な生活。
すべての栄養がバランスよくとれる食事、毎日1時間以上の運動、最低8時間以上の睡眠…とまでは言いませんが、最低限自分ができるだけのことは守りましょう。
また、定期的に友人と話したり、趣味でストレスを発散する時間も大切にしましょう。
仕事と家事で趣味を楽しむ余裕がない人には、便利家電がおすすめです。
一人暮らしでも、家が広いわけじゃなくても、便利家電はかなりの負担軽減になります。
自信を持って、買う価値ありだと言えます!
疲れやすい・ストレスを溜めこみやすい人にこそ、使ってほしいです!
仕事自体が強いストレスとなっている方には、働き方について考え直したり、転職を検討することをお勧めします。
転職におすすめなのが、リクナビNEXT。
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大きなストレスを抱えながら仕事を続けていくのは困難だと思います。
未来の自分のために、いま行動しましょう。
普段の睡眠を改善する
嫌なことがあったときに眠くならないようにするためには、そもそも普段の睡眠の質を高める必要があります。
睡眠の質を向上させるためには、
の3つのステップがあります。
この3つのステップで取り組むことで、睡眠の質を改善することができます。
詳しくは、HSPが睡眠不足を解消するための3ステップ!をご覧ください。
嫌なことがあると眠くなるって病気なの?原因と対処法を考えてみた:まとめ
嫌なことがあると眠くなる悩みを持っている方に、この現象の原因と対策法をご紹介してまいりました。
嫌なことがあると眠くなる原因には、
の3つがありました。
そして、対処法としては
を提案しました。
嫌なことがあると眠くなってしまうのは、反射的なもので意図的ではありません。
それにも関わらず、周りからは「トラブルが起きたのにぼーっとしてる!」「責任感がない!」と思われてしまうことも。
早くトラブルに対処したいのに眠気に邪魔されて、ストレスを感じることもあると思います。
今回ご紹介した対処法で、みなさんが嫌なことがあると眠くなってしまう現象からラクになったら嬉しいです。
最後に、1点だけ注意をさせてください。
眠くなったときの対処法をご紹介しましたが、無理だけはしないようにお気をつけください。
嫌なことがあると眠くなるのは、自分の身体が発信しているSOSでもあります。
どうしても頑張らなければならない場面を除き、基本的には身体が発するSOSに応じて眠るのがベスト。
どうか無理をせずに、自分の身体を大切にしてあげましょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。