勉強が全然捗らない~!HSPに合った勉強法ってないのかな?
勉強がどうしても捗らない…。
それはもしかして勉強法が合っていないのかも。
そこで、HSPにおすすめの勉強法5選をご紹介します。
私は自身もHSPでありながら、過去に4年間塾講師と家庭教師として働いていました。
そんな私が大学受験の際にも実践していたHSPにぴったりの勉強法をご紹介します。
- HSPに合った勉強法が知りたい
- 勉強がうまくいっていない学生
- 資格勉強がうまくいかない社会人
HSPの特徴をうまく利用して、効率の良い勉強法を取っていきましょう。
HSPとは
HSPとは、刺激に敏感で繊細な気質を持った人のこと。
HSP(Highly Sensitive Person)
「繊細な気質を持った人」や「敏感な人」のこと
特徴としては、
- 物事を深く考えたり、深く味わう
- 刺激に対して敏感
- 共感力が高く、人の気持ちを察する
- 変化に気が付きやすい
などが挙げられます。
HSPの中には人混みが苦手が多いですが、それだけではHSPであるとは言い切れません。
自分がHSPかもしれないと感じる方は、まずはアーロン博士が提唱するHSP診断をしてみることをおすすめします。
HSPにおすすめの勉強法
そんなHSPにおすすめの勉強法をご紹介していきます。
自分の言葉でまとめる
まず、おすすめするのが勉強した内容を自分の言葉でまとめること。
よく勉強というと参考書に書かれた内容を綺麗にノートにまとめる方がいます。
たしかに、書くことで頭に入ることもあるかもしれませんが、まるっきり書き写しているのでは書き取りと変わりがありません。
いつの間にか作業化してしまい、頭に残らないなんてこともあります。
HSPには、物事を深く理解する力があります。
その理解力を活かして、参考書に書かれた言葉ではなく自分の言葉でノートまとめをしてみてください。
そうすることで、自分が理解できていない箇所がよくわかるし、記憶として残りやすいです。
ノートまとめがきつくなったきたら、紙に書かないで声に出して説明してみるのもおすすめ。
私は大学受験の日本史の勉強で、
- 参考書を3ページ読む
- 読んで覚えた内容を声に出して説明してみる
- 内容が間違っていたり、抜けていないかチェック
を行っていました。
なかなか覚えられなくて繰り返していると、だんだんと記憶が定着してきます。
ぜひやってみてくださいね。
わからないところを潰す
HSPは「そういうことにしておく」のが苦手。
納得できない部分が気になって、勉強が進まなくなります。
HSPに数学が苦手な人が多いのは、過去に納得いかなかった内容が積みあがってしまうからかもしれません。
私も数学が苦手でした…。
そこで、わからないところや納得がいかない部分を発見したら、早めに潰しておくように心がけましょう。
また、塾や講座を選ぶ場合には、質問がしやすい環境かどうかも確認しておきましょう。
参考書にとにかく書き込む
参考書にとにかく書き込むこともおすすめ。
問題集を解いていて間違った問題は、参考書の該当するページに重要なポイントを書き込みましょう。
私は大学受験のとき、面白いほどシリーズの参考書を使っていました。
要点がわかりやすくまとめられているし、イラストが豊富でとても読みやすいです。
各教科のものがありますが、特に日本史がすごくわかりやすくて使いやすかった!
当時この参考書にとにかく書き込みをしまくって、試験を受ける頃には自分だけのオリジナル参考書を作り上げました。
参考書への書き込みは、資格勉強にもおすすめです。
試験前に自分の書き込みを目で追っていくだけでも復習になるので、ぜひやってみてください。
間違えた問題を何度も解く
数学の勉強に必要なのは、解き方を身につけること。
そのためには、新しい問題に手あたり次第に挑戦するより、まずは自分ができなかった問題を自力で解けるようにすることが重要です。
やり方はとっても簡単。
問題集に取り組むときに直接書き込まずにノートに問題を解き、間違えた問題集の番号に印をつけるだけ。
そうすることで、何度も同じ問題に挑戦することができます。
問題集も決して安くはありません。
新しい問題集を買う時には、今自分の手元にあるものが完璧に解けるようになってからにしましょう。
自分に合ったスケジュールを立てる
とくにHSPにおすすめしたいのが、自分に合った学習スケジュールを立てること。
HSPが睡眠不足を解消するための3ステップ!でもご紹介しましたが、人によって物事に集中できる時間帯は違います。
自分の集中できる時間に優先して、苦手な教科の勉強をするようにしましょう。
どうぶつ睡眠タイプ診断で、自分の集中できる時間帯を調べることができます。
ぜひお試しください。
また、家族や恋人と同居している場合には、同居人の生活リズムからスケジュールを考えるのもおすすめです。
HSPは周囲の刺激に敏感で、同居人の騒音が気になってしまうこともあります。
集中力が必要な科目を勉強するのは、家族がまだ寝ている早朝。
暗記系は疲れて集中力がなくなってきた眠る前にする、などの工夫ができます。
自分が集中できる環境が作れるように工夫してみましょう。
私は午前中が一番集中できるタイプでしたので、午前中に苦手な数学や国語の読解問題を勉強するようにしていました!
HSPが勉強を苦手だと感じる理由
ところで、HSPは本当に勉強が苦手なのでしょうか。
HSPの中には勉強ができないと感じている方もいらっしゃいますが、実際はそんなことはありません。
むしろHSPは勉強と相性が良いと言えます。
HSPが勉強に向いている点
- コツコツと継続した努力ができる
- 理解力がある
- やるべきことがわかる
- 完璧主義
にも関わらず、苦手を感じてしまうのはどうしてなのでしょうか。
そこには、学習環境とメンタル維持が関係しています。
詳しくは、HSPは勉強できない?元塾講師が勉強できない理由と対処法を解説!でお話しています。
対処法もご紹介していますので、ぜひご覧ください。
HSPにおすすめの勉強法5選 まとめ
勉強がうまくいかないと感じているHSPに、おすすめの勉強法をご紹介して参りました。
HSPにおすすめの勉強法
- 自分の言葉でまとめる
- わからないところを潰す
- 参考書にとにかく書き込む
- 間違えた問題を何度も解く
- 自分に合ったスケジュールを立てる
先ほどもご紹介したように、本当はHSPは勉強と相性が良いです。
HSPに合った勉強法で取り組むことで、大きな成果をあげることができます。
勉強を頑張っているはずなのにうまくいかないと感じている方は、一度自分の勉強法を見直してみてはいかがでしょうか。
皆さんの受験勉強、資格勉強が実を結ぶことを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!