どうしてあんなミスをしてしまったんだろう…
HSPの皆さんは、誰しもミスを引きずってしまった経験があるのではないでしょうか。
ですが、あることを意識するだけで、ミスを引きずってモヤモヤする時間を短くすることができます。
そこで今回は、HSPがミスを引きずる癖を克服する方法についてご紹介します。
- ミスをいつまでも引きずってしまう癖がある
- ミスを引きずる癖を克服したい
- ミスしてしまったときのモヤモヤの晴らし方が知りたい
ミスをしない人なんていません。ミスを引きずらない方法を確認して、モヤモヤから脱出しましょう。
HSPがミスを引きずる理由
まず、HSPがどうしてミスを引きずってしまいやすいのか確認してみましょう。
完璧主義のため
HSPは細かいところにまで気が付きやすく、時に完璧主義だと言われます。
常に完璧を目指そうとしているというより、気になってしまうから対応しているという方が正しいかもしれません。
そのため普段から仕事にもミスは少ないはず。
ミスが少ないのは素晴らしいことですが、だからこそミスをしてしまったときのショックが大きい。
どうしてここに気が付かなかったんだ、どうしてこうなることが予想できなかったのかと自分を責めてしまうのはないでしょうか。
自分に厳しいから
HSPは自分に対して厳しい人が多いです。
他人のミスは指摘せずにフォローするのに、自分に対してはとても厳しく思っていませんか?
また、他人に迷惑をかけてはいけないと強く思っている人も多いのではないでしょうか。
他人に迷惑はかけられないという思いから他人を頼れなくなり、いっぱいいっぱいになった結果、ミスをしてしまうという人も。
他人の顔色が気になってしまうから
ミスをしてしまったときの他人の顔色が気になってしまうという方も多いです。
「仕事できないやつって思われたんじゃないか…」
「迷惑かけられてうんざりしているのかも」
そんな風に周囲の気持ちが気になってしまうこともあるのでは?
また、ミスの後にちょっと冷たい態度をされると「さっきのミスのせいだ・・・」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
他人の不機嫌も全部自分のミスのせいだと思い、悩んでしまうこともあるかもしれません。
ちょっとした人の声色や表情に気が付いてしまうからこそ、辛いですよね…。
HSPがミスを引きずる癖を克服する方法
では、ミスを引きずる癖を克服するにはどうしたら良いのでしょうか。
同じミスをしないための対策を考える
まず自分のミスを後悔するのをやめて、対策を考えるようにしましょう。
過去のことを嘆いても絶対に時間は戻りません。
であれば、未来を変えていく行動を考えましょう。
前向きに捉えることで、失敗から切り替えることができます。
人間誰しもミスはするものだと考える
ミスをしない人間はいません。
仕事ができるあの人も、役職の高いあの人だって、みんな大なり小なりミスをしてしまうのです。
そんなに自分のミスを責める必要があるのでしょうか?
「ミスをしないようにする」のではなく、「人間はミスをしてしまう生き物だから気を付ける」という気持ちが必要です。
そうすることで、自分のミスにも他人のミスにも寛容になれますよ。
迷惑をかけあって生きていることを知る
他人に迷惑をかけたくない気持ちはよくわかります。
ですが、極端にいえば人間はただ生きているだけで他人に迷惑をかけていると言えます。
私たちが一人で生きていけないように、人に迷惑をかけずに生きていくことは不可能なのです。
では、どうしたら良いのか。
大切なのは、自分が迷惑をかけたように他人のミスもサポートすることです。
迷惑をかけたことを後悔するのではなく、そのときの周囲の対応に感謝して恩返しできるようにしましょう。
人は迷惑をかけあって生きている。
自分と同じようにミスした人をフォローしてあげられるようになりましょう。
周りの人がミスをしたとき自分はどう思っているのか考えてみる
周りの人がミスをしたとき、あなたはどのように思っていますか?
同じミスばかり繰り返す人には呆れてしまうことがあるかもしれませんが、だいたいの場合はそんな風に思わずにフォローしているのではないでしょうか。
普段から真面目に頑張っている人のミスを、頭ごなしに批判する人はいないのではないかと思います。
むしろ自分のことを棚に上げて、人のミスを批判してくる人の方が普通ではありません
周りがどのように思っているのか考えすぎないように心がけましょう。
そして、あからさまな態度でミスを批判してくる相手とは距離を置いたほうが良さそうです。
HSPがミスを引きずる癖を克服する方法:まとめ
ついついミスを引きずってしまうHSPに向けて、ミスを引きずる癖の克服方法をご紹介してまいりました。
HSPがミスを引きずる癖を克服する方法
- 同じミスをしないための対策を考える
- 人間誰しもミスはするものだと考える
- 迷惑をかけあって生きていることを知る
- 周りの人がミスをしたとき自分はどう思っているのか考えてみる
私自身も自分のミスにへこんでしまうこともあります。
ですが、そんなときこそこれらを思い出して、未来に向けて行動するように心がけています。
すぐには難しいかもしれませんが、繰り返していればきっと身につけられます。
自分のミスも他人のミスもフォローしてあげられるような器の大きい人になりたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。