こんにちは、みみこです。
私は自分がHSPであると気が付いてから、自分自身が生きやすくなる環境作りに取り組んでいます。
その中でも今日は、HSPが他人のことのように自分のことを大切にする方法についてお話ししたいと思います。
HSPさんの中には、他人のことを優先して自分のことが後回しになってしまう人も多いのではないでしょうか。
他人のことを優先しすぎて自分のことができなくなっていたり、自分に対してやたらと厳しく考えてしまうことがありませんか?
そんな方に、知って欲しい考え方があるのです。
私が他人を優先してしまうこと
まず、私が他人を優先してしまうことをご紹介したいと思います。
HSPさんの中には共感いただけるものもあるかもしれません。
①仕事中、他人に頼まれたものから対応してしまい自分の仕事が終わらない
②他人のミスを指摘できない
③人と話しているとき、相手が楽しんでいるかが気になる
④違うと思っても自分の意見が言えない
⑤自分の趣味を言えない
⑥集団の中で自分が役に立っているのかが気になる
⑦他人への対応を後悔する
仕事中、他人に頼まれたものから対応してしまい自分の仕事が終わらない
私は仕事中、他人に頼まれたものから対応してしまいます。
おかげでずっとやらなければならない仕事が溜まってしまったり、本来自分がやるべき仕事が遅れてしまいそうになります。
また、新しい業務が出てきたときに最初の担当にさせられることが多いです。
私がその業務を覚えたり、マニュアル作成をして軌道に乗ってきたころには担当変更が行われ、また新しい業務の担当になっていることがあります。
せっかく覚えたのにどうして私がいつも新しい業務の担当にさせられるのだろうと思いますが、言い出すことができません。
他人のミスを指摘できない
仕事中、他人のミスを見つけてしまうことが多いです。
そんなとき、それを指摘することができません。
ですので、こちらで修正できるものは自分がやってしまうし、言わなければならない場合は相手を嫌な気持ちにさせないように言い回しにすごく悩んでしまいます。
また、明らかに相手のミスなのに私のミスのように指摘された場合も、言い返すことができません。
本当のことは私がわかっているからいいや、と心に仕舞ってしまいます。
人と話しているとき、相手が楽しんでいるかが気になる
人と過ごしているとき、相手が楽しめているのかが気になってしまいます。
友達と遊んでいる時も同僚と雑談をしている時も、常に他人が楽しいと感じているかを重視してしまうため、自分の感情はおざなりです。
相手を楽しませるために自虐ネタばかり話してしまったり、自分が損をするようなことを言ってしまうこともあります。
相手が話したいことを話せるように興味のない話題を永遠と聞いてしまったり、賛同できないことに無理やり話を合わせてしまうことも多々あります。
これはHSPというより、HSS型HSP(外向型HSP)の方に共感していただけるかもしれませんね。
違うと思っても自分の意見を言わない
上と関連しますが、相手と話していて意見が違うと思ってもなかなか言えません。
心の中で違うんだよなと思いつつも、口では相手に合わせてしまいます。
意見が違う場合に、相手が自分を受け入れてくれるという自信がないのです。
自分の意見が言えなかったことに対して、後から落ち込むこともよくあります。
自分に自信をもって、意見が言える人がかっこよく見えます。
自分の趣味を言えない
最近気が付いておもしろいなと思ったのですが、私は自分の趣味が言えません。
というのも、自分が趣味と思うものにはもっとそれが好きな人がいて、そんな人から「あなたのレベルでは趣味だとは言えないよ」と指摘されるような気がしてしまうのです。
料理も好きだけど手際が悪いし得意なわけではないし、服も好きだけどブランドに詳しいわけでもないし・・・と思ってしまいます。
同様の理由で、特技や好きなことに関しても人に言えません。
もっと上がいるのに、私程度では言ってはいけないと思ってしまうのです。
このせいで他人との話題作りに困ることがあります。
「趣味はなんですか?」と聞かれたときにうまく話を広げることができず、自己嫌悪に陥ってしまいます。
集団の中で自分が役に立っているのかが気になる
飲み会の席などで、自分が役に立っているのかが気になってしまいます。
自分がちゃんと誰かのために動けているのか常に不安。
特にあまり仲良くない人がいる飲み会では、これが気になってとても疲れてしまいます。
「あいつは気が利かないな。」
「下っ端のくせに全然働かない。」
「気が利かないくせに話も広げられない。」
そう思われているのではないかと思ってしまうのです。
こんな風に思われないように振る舞うのに必死で、飲み物がオーダーできなかったり、食べ物を取れなかったりと自分が楽しむことを忘れてしまいます。
話したい人がいても向こうはそう思っていない可能性があると思い、席の移動もできずにずっとポツンと一人でいることも。
また、自分が楽しめていないことを周りに察されて気を遣われるのも嫌で、楽しそうな演技をして機敏に振る舞ったりします。
そんな飲み会の後には辛くなって、帰りに一人涙が出てしまうこともあります。
飲み会以外にも集団で作業をしている時にも、同じ気持ちになります。
自分も楽しめ、なおかつ周囲にも気が配れる人にはとても憧れます。
他人への対応を後悔する
他人優先にしてしまうとはいえ、本当に余裕がなくて自分中心になってしまうこともあります。
そして、あとからその時のことを思い出して、申し訳なくて辛くなることがあります。
余裕がなくて適当に対応してしまったことで、自分をものすごく責めてしまうことがあります。
他人を優先してしまう解決策
こんなことを続けていたら、気が滅入ってしまう!
私は他人を優先してしまうことに対して、1つの解決策を思いつきました。
それは、他人に対しても自分に対しても甘くすること。
私は完璧主義で自分に対して厳しいということには気が付いていたのですが、実は他人に対してもすごく厳しい目を持っているということに気が付いたのです。
例えば、先ほどのミスを私のせいにしてきた人に対して、どうして自分が間違っているかもしれないと一度考えなかったのだろう?と心の中で思ってしまいます。
また、自分に対してそう思うように、飲み会で動いていない人がいると「あの人全然動いていないな」と思ってしまいます。
要するに、口に出していないだけで、自分に対して思っていることを他人にも思っているのです。
私はこれまでこの感覚がありませんでした。
でもよく考えれば当然のことですよね。
自分が他人から「気が遣えない人」に思われたくないから、気を遣う。
ということは、「気が遣えない人は良くない」と思っているということなのだから。
自分に対して厳しいのをやめたいのであれば、他人に対しての厳しい目をやめなければならないと気づいたのでした。
まとめ
他人に対しても自分に対しても甘くすること。
自分に対する厳しさをなくすためには、他人に対しての厳しい目をやめなければならない。
私はこのことに気が付いてから、他人にも自分にも甘く考えるように心がけています。
それによって、すぐに他人を優先してしまうクセがなくなったわけではありません。
ですが、「ま、いっか!私も適当だし!」と思うことで、心に余裕が生まれた気がしています。
周りの人も、あなたが思っているよりもずっとみんな適当に生きています。
自分の好きなように自分の好きなやり方で進んでいます。
あなたも私もそれでいいんです!
また、他人を優先する考え方が必ずしも悪いところだとは言えません。
仕事面では他人からの依頼を優先することで信頼関係を築くことができたし、プライベートでも友人から話をしやすいと言ってもらえることがあります。
他人を優先してしまうクセは直さなければいけないところではなく、それに対して自分自身がどう考えるかが大切なように思います。
他人にも自分にも甘くすることで「自分にも他人にも厳しい」から、「自分も他人も尊重できる」へ変わりましょう!
私は他人のことを尊重できる人なんだと、プラスにとらえたいですね。
HSPについては、これからも私の考え方や経験を発信をしていく予定です。
よかったらこれからもよろしくお願いします。
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